ずっとずっと仲の悪い親。
わたしは5歳のときに親が離婚した。
たぶんDVってやつだ。
母が殴られている姿がなんとなく記憶に残っていてたまに思い出す。
母はわたしをいままで育ててくれた。
女手一つで育てるのは大変だっただろう。
それはわかる。理解している。感謝している。
ただ、それでも、わかっていても母の理不尽に耐えられるほど私は強くない。
母の機嫌が悪くなるのを恐れ気を使う。
それでも気に入らなければ母の怒りはわたしに向かう。すべて。すべてだ。
母の仕事がうまくいかないのも家のことが忙しいのも体調が悪いのも体がだるいのもわたしのせい。
私を産んで、母が母になったからだ。
今日、まとめると産まなければよかったということを言われた。消えろだのうざいだの、今まで何度も言われてきたがそれは耐えられた。
ただこれだけは耐えられなかった。
部屋を出てたくさん泣いた。苦しかった。
なんとなく分かっていた。きっと私がいなければ母は楽しく生きられた。
分かっているから辛かった。
しかし何を言われても嫌いになれない。
嫌いだと思っても死ねばいいと思ってもやはり自分を産み、育ててくれた親だ。
小さい頃から厳しかった。
友達と遊びに出かけることすら許してくれない過保護だった。
そんな育て方もされれば親友なんて作れなかった。
言い訳かもしれないが。
今日は中学生の時以来にリストカットをした。
あまり気持ちのいいものではない。
でも、なんだかスッキリした。
こんなことをして何になるのかわからない。
でも何かしないとつなぎとめないと自分が壊れてしまう気がした。
母も苦しんでる(と思う)
わたしにぶつけたこと、少しくらいは後悔して欲しいものだ。
そろそろ認めてくれてもいいんじゃないかと思う。
いつまで認めてもらえず苦しみ続けるのだろうか。