私は何時も学習しない
小学生の時毎週欠かさず見ていたドラマがあった。しかし、その最終回を見逃してしまった。
もちろん、DVDで見るという選択肢もあったが、自分はその時見ると決めていたドラマをそのときに見れなかったことがどうしても許せなくて、自分に苛立って、その怒りを、負のエネルギーを、どこに逃がしていいのかわからずに泣きながら自分の二の腕を爪で握りしめていた。
痛かったがそれが自分のこのよくわからない感情をしょうかする唯一の方法だと思っていた。
後日自分は何の気なしに母にそのことを話した。そしたらとても怒られた。
「なんでそんなおかしなことするの?気持ち悪いからそんなことするのやめなさい。」
そんな感じのことを言われた。
何がおかしくて何がダメなのかわからなかった。誰にも迷惑をかけずに自分の気持ちを鎮めるいい方法だと思っていたから。
まぁ、結局自分はかなり前から自傷グセがあったんだなぁー。そして、それで精神安定させてたんだなぁー。ということを思い出した。