人は一人では生きていけない
と思っていながら、私は一人になりたがる
頼り下手である
焦りや不安を外に出せない
頭の中はごちゃごちゃ絡まっていて
HELPという文字がずっと点滅しているのに
それが体に出てこない
笑顔で自分を守っている
悩みがないように見られるという悩み
そして本当の本当に心を開けない
傷つくのが怖くて人に近づけない
臆病な自分
その原因を自信がないせいにしている
「自分に自信を持っていたら行動できたのに」
と言い訳をしてしまう
自分の存在が人に良い影響を与えない
そんなこと思ってないはずなのに
無意識に「私が離れるのが相手にとって良いこと」だと
人を遠ざけてしまう 傷つけてしまう
自分を隠してしまう
自分の癖や嗜好を知られるのが嫌で
馬鹿にされるのが怖くて
認めてもらえるなんて思えない
周りばかりが凄く見える
変なフィルターがかかってるのもわかってるけど
わかっていて取り外せない
自信を持つってどうすればいいんだろう
どうしたら自信を持った大人になれるのだろう
ななしさん
頼るって、何のためにやることだと思いますか?
「自分の作業をスムーズにするため」だけだと思っていませんか?
頼り下手な人って、「頼る」を「利用する」とか「迷惑をかける」のと同じことと考えている人が多いです。
だから頼ることを甘えているように感じてしまったり、自分のために時間を使わせて申し訳ないと思ってしまう。
でも本来、頼るって相手を信頼して、自分にとって大切なことについての助言を求めることです。「あなたはすごい」「私よりすごい」「私にできないことも、きっとあなたならできる!!」という熱烈な称賛なんです。
要するに頼るというのは自分と相手の間にポジティブな人間関係を作るためのきっかけ。そして頼り上手な人というのは人を褒めるのがとても上手な人ということ。だからそういう人は好かれるのです。褒められて悪い気分にはなりませんから。
HALPが点滅したらチャンスです。問題を解決するという大義名分のもと、自分よりすごい人と繋がりを作れるチャンス。
本当にすごい人なら、よりよい道のヒントをくれるはず。例えばそれが職場の上司なら、部下のことは知っておかなければなりませんから、自分から開示してくれる部下の方が指導しやすくて助かるはずです。
周りと距離をおくのが辛いなら、あなたは本質的にはやっぱり人が好きで、好きになりたいし、好かれたいという願望があるのだと思います。その願いに、特別な自信とか能力はそれほど必要ありません。相手を尊敬する気持ちがあれば充分です。
あなたの尊敬する人なら、他人を馬鹿にしたり、不当に傷つけたりするような、下らない人じゃないはずだと信じましょう。そして相手にもそう信じてもらえるようなあなたになりましょう。
そうやって、信じた相手から同じように信じてもらえた時に、初めて自分の価値を実感できて、自信が生まれるんだと思いますよ。