私はいじめられることが怖くて努力して
今のスクールカーストでいう一軍と言われる場所に入りました。
だからと言って私はいじめということを
したくはなかったし、いじめられている人を助けたいとも思っていました。
しかし、ある女の子が私達のグループに入ることになったのです
それもいわゆる二軍、三軍にいそうな
ごくごく平凡で
田舎という言葉が似合う質素な顔をした女の子でした。
しかし、その女の子と私はうまが合わず
一緒にいることが苦痛でした。
自慢話、過去の自分がいじめられていた時の愚痴、自分が可愛くてどうしようもないような喋り方
お昼ご飯が辛くて辛くて、苦笑いもできなくて、ずっと携帯をつつついていました。
一緒にいることが嫌でたまらなかった。
なので私だけそのグループを抜けることにしました、集団でその人を遠ざけてしまえばそれはもういじめだとわかっていたから
好きなグループでしたが、抜けることを決意しました。
そうするとグループの一人の女の子が
私もあの子苦手なんだよねと一緒に抜けてくれることになり、そうすると他の女の子たちもこぞって私も苦手とまた一人また一人と抜けていき、最終的にはそのごくごく平凡な女の子の回りには誰一人としていず
私の回りには前にみたような同じグループの光景がありました。
しかし、悪夢の始まり
それをされた女の子がいじめだと学校側に訴えたのです。
それも、一番最初に抜けた私がリーダーで首謀者だと
''私はなにも悪くないのに
この人は私をいじめたんだ''と
あれだけ、いじめはしたくないと思っていたのに
いじめられている人を助けたいとまで思っていたのに
物凄い絶望感でした。
私は今、いじめをしているんだと
悲しくて悲しくて仕方がありませんでした。
いじめダメ絶対のポスター、CMなどを見ると
心がぎゅっと締め付けられ
顔を背けることしかできません。
学校側に呼び出され
いじめをしていたんだなと
生徒指導の大柄な男性体育教師に
話を聞かれました。
怖かった、
私は訴えました。
いじめじゃない、いじめたかった訳じゃない
ただ、一緒にいることが苦痛で
苦痛で仕方なかった
だから抜けようと思った
そしたら、皆ついてきたのだと。
そんな理由信じられる訳ないですよね。
毎日毎日、報道番組では
いじめによる自殺の記事が報道されている
でも、加害者側は
いじめの事実はなかった。なんて
嘘に決まってる
私もそう思う内の一人でした
私はいじめられている子と話がしたいといいました。
ちゃんと話し合って
本当にいじめという事実があって全て私が悪いのか、もし悪いなら
その事を言ってもらえれば
自分に非があれば謝罪したいと
しかし、もう私には関わらないでくださいと
いじめを訴えたのにも関わらず
訴え終わるともう関わらないでなんて。
いじめという事実を払拭したい学校は向こう側もこう言ってくれているんだし
諦めろと言われました。
大人が信じれなくなりました
私の顔はthe悪役顔みたいな顔です。
嫌に整っていて、化粧映えする
絶対ヒロインにはなれないような
髪なんて巻けば
もう、そこにはいじめ役の完成なのです。
自分でもそれがわかっていました。
恋愛ドラマは大好きなのに
私はヒロインにはなれないのです。
そんなコンプレックス満載の顔に
更にコンプレックスの上塗り
のように、皆の見る目が変わっていきました。
『あの子○○ちゃんいじめたんでしょ~ひどい~』
『グズだね』
なんて
こんなのどっちがいじめられてるかわからない。
本当はあまり目立たず
普通に暮らしたかったのに。
私は瞬く間にいじめの首謀者として有名になりました。
グループの子たちも
私に命令されてやったなどという話が出来上がっていて
悪いのは全部全部私なのです。
両親や親戚は
あなたが望むなら
全面戦争のつもりで学校に乗り込んであげてもいい
あなたはいじめをするような子じゃないと味方になってくれました
でも、全面戦争をしたって
私のいじめという噂が払拭される訳じゃないし
高校生という社会人手前の段階で大きな問題は起こしたくなかったのでありがたい申し出は断りました。
が、怒りのもって行き場が
どこにもなくなりました。
親に言っても
『あの時いってやればよかったのに』
中学生時代の友達に、言っても
『○○は正直過ぎるんだよ』
いつのまにか
私の本当のところを見てくれる人たちはいなくなりました。
『私もあの子苦手』と言っていたグループの子たちも
『○○にも非はあったんじゃないかな』
『○○は顔が怖いから威圧感があったんだよ』
と言われ
死のうと思いました。
死にたかった。
死なせてほしかった。
高校生になったら彼氏を作って
少しの大切な友達がいて
誕生日サプライズなんかして
クリスマスにはパーティーをしたりハロウィンにはコスプレをしたり
バイトして
旅行なんか行っちゃったりして
したいことは沢山あったのに
いじめという言葉のせいで
男の子は私に寄り付こうともせず
裏で『あいつはやめといたほうがいいよ』なんて言われる始末
女の子も私と仲良くなったらいじめられると思い私と喋っても苦笑いをする子ばかりで
そんな苦しんでる最中
平凡な女の子は同情の嵐
『大丈夫?』『怖かったね』
『もう、一人じゃないよ』
あはははははははは
頭がおかしくなりそうでした
しまいには、平凡な女の子の彼氏となった
正義の味方(偽善者)には
教室の扉を叩かれ、Twitterに悪口をかかれ。
学校に行くのが怖かった。
今は落ち着いて来ましたが
その時にしたリストカットの跡は
まだ残っています
好きな男の子ができても
声をかけることすら許されない
ただひとつ救いとするならば
平凡な女の子は彼氏と別れ、男の子から嫌われ
『大丈夫?』などと
言ってくれていた子にも愛想を尽かされ
また、一人になりそうなことくらいかもしれません。
私は汚れてしまいました。
こんなことに喜びを見いだしてしまうような腐った人間になったのです。
今になってもあの時
どうすればよかったのか答えはでてきません。
私が悪いのか、その子が悪いのか
わかりません。
皆さんに教えてもらいたい。
容赦ない言葉を投げ掛けて頂いても構いません。
そこはしっかりと反省したいです。
どうか、私の心のモヤモヤを
いっしょに除けて頂けませんか。
名前のない小瓶
47821通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
あなたの、そのままの素直な心でいいと思います。
大人になって社会に出たら、あなたを理解できる人と出会います。
学校生活は狭い枠内で、精神年齢も子供な人もいるでしょう。
身体大切にしてくださいね。
ななしさん
私も、似た経験があります。私は、人の目を気にしてしまうタイプで、頑張って目立つ子のグループにいました。でも、その中の仲が良い友達がグループの子を嫌っていて、無視するようになりました。私も、元々からその子としゃべってなくて。その子が親に相談して学校に訴えた?っぽいことしてその子と仲の良い友達何人か呼び出され、私はずっといじめてないと言っていましたが友達が裏で話し合いして私が命令したみたいなことを言って、勝手に解決させられ、今までずっと、私が悪いみたいなことを言われ、その事件から友達を信用できなくなっています。だから、あなたの気持ち分かるような気がします。私が思うには、あなたは悪くないと思います。あなたの件も私の件も相手の被害妄想で、半分出来ています。でも、私は目付きが悪いとかもあったのだと思います。あなたの周りには、あなたみたいな事件に巻き込まれた人もいます。だから一人じゃないです。そして、いつか会えたらたくさんお話しましょう。お元気で。
冬
主さん、なんて素直な人なんだ、と思った。
もう既に薄々気がついていたのかな。過剰な努力は他者を追い詰めます。努力は自分にしか効力はありません。他人には他人の努力の仕方があるんだ。
自分のためにも適当、テキトー。
名前のない小瓶
(小瓶主)
小瓶主です
4通のお返事、沢山の意見ありがとうございます。
とても為になりました
自分にはなかったいろいろな考え方があり
なるほどと思うことがたくさんでした。
私の小瓶にも私のいやらしさというか
嫌なところが無意識に出ていたんだなと思い
気をつけようと思いました。
平凡な子の顔のことを田舎くさいなどと書いたり
意識としても自分は一軍で
その子は二軍、三軍だなんて
その意識がいじめというものに繋がってしまったのかも
しれないと考えを改めました
一軍の意識のなかで威張っていたという
こともたしかにそうだったかもしれないです。
努力して一軍に入った私は
あなた達とは違うと見下していたところは
確かにありました。
私だから素晴らしいと思ってもらえるようになればいじめというものを怖がらず拘らず
生きられるのかもしれないですね。
あと、皆さん触れてくださっていた
グループの子たちのことも
考えを改めようと思います。
だからといってその子たちと付き合いをやめれば同じことになってしまいそうな気がするのでちゃんと考えて行動したいと思います。
自分の、人のことを見る目も伸ばしていきたいと思います。
一軍だからとか、二軍だからなどではなく
その人だから仲良くなりたいという
自分の思いを大切にします。
皆さん沢山のご意見ありがとうございます
自分を持てるように頑張ります
今の状況を少しでもいい方向に持っていく
努力をし前に進もうと思います。
ななしさん
一軍、二軍とかアホらしい
中身ないスカスカな人の集まりじゃんとかって思われてたんだよ実際は
一人の人間として見ていたらあなたも、こんな目にはあわなかったんだろうね
これは辛いけど経験にはなったでしょう
こういう事無いと分からない部分もまぁあったりするからね
でもあなたはこれからだよ
広い視野を広げて見るように、生きていけばいかにくだらなかった事か時期に分かってくるよ。クラスなんて小さな枠でしかないから。もっとあなたには広い世界をこれから見つけてほしい。
名前のない小瓶
あなたが悪いとか、相手の子が悪いとか、そういうのはただ文字を読んでいるだけでは判断し難いのでやめておくね。
相手の子は悲劇のヒロインから、また元の生活に戻ろうとしてるんだよね。
それって、皆ちょっとずつその子の本性に気付きつつあるからなんだろうなぁ、と思いました。
時間が経つってそういうこと。経年変化だよね。
だから主さんも、最低な悪役から、また元の生活に巡り巡って1周するんじゃないかな。(もしくは既にそういう兆しあり?)
あれ、全然悪い子じゃないじゃん。って。
でもその時に戻ってくる友達や寄ってくる人は基本的に信用できなそうだな、っていう私の個人的な感想。
そこからは主さんが選択していくことだと思うよ。
捨てるもよし。つるんどくもよし。なんならとことん利用してやるもよし。
私も腐った人間なので、言ってしまうんだけど、最初の相手の子についての書き方、ちょっと嫌な感じだなぁって思ってしまった。
気持ち籠っちゃったのかな。
だが分からなくもないよ!!!
ななしさん
ほんと、学校の縄張り争いはタチが悪いね…
他人への承認欲求の塊だよね。
美人は美人。
秀才は秀才。
地味は地味。
おバカはおバカ。
中二病は中二病。
それぞれ固まって仲良くして、他のグループとは浅く広くの付き合いをしていればいいのに。
どうしてマウンティングするかなあ、時には自殺を引き起こすほど…と疑問です。
まあ、あなたも平凡な子も、嫌なことから逃れようとした点では同じだと思います。逃れる方法が違っただけ。
あなた書いてますね。「私たち一軍のグループに、二軍三軍レベルの子が来た」と。
その意識が全てですよ。
人を「区別」じゃなく「格付け」するのは、典型的なマウンティング命人間の思考回路です。
小瓶を読むに、彼女がいじめと感じたことは、あなたにとってはあくまで自己防衛、いじめのつもりではなかったということですよね?
だったらあなたが受けた仕打ちも、彼女にとっては自分を守るための自己防衛といえるのではないでしょうか。
どっちが悪いかというより、勝利と敗北という感じ。
スクールカーストの戦いの結果、彼女が勝ってあなたが負けたということ。
今まで努力して勝利して一軍にいたけど、敗けてピラミッドから転落した。今まで「私は一軍」という自信のもとに見下してきた人が、見下される側になっただけ。
「下克上か。よくある話だね」という感想です。
そうしてお互いの足を引っ張りあって、ピラミッドから落ちかけている友を助けようともせず、どいつもこいつもひたすら自己防衛しか考えていないクラスに、深い心の交流だの理解だのを求めるのがそもそも無理な話だったんだと思います。
つまらないクラスだね。
くだらないクラスだね。
一軍と思っていたグループのメンバーさえ、友達の愛し方もわからない、低レベルな子ばかりだったなんて。
あなただって本当にそのグループの友達が好きだった?「一軍の子」だから付き合っていたということはない?
そういうつまらないメンバーが集まっちゃったクラスに入った、運の悪さは同情します。
しかしどんな組織でも、本当に強い人間は自分らしくいられるものです。そして他人のことも見下さないもの。
「一軍メンバーだから素晴らしい」ではなく、「私だから素晴らしい」「あなただから素晴らしい」と個人を認め合える関係を作ることが大切だと思います。
次に生きる場では、そういう関係が作れるといいですね。
ななしさん
いじめは難しい問題です。専門家でも解決方法に悩むくらいです。だから状況からどの判断が正しいのか見極めるのは今のあなたにも困難でしょうし、その相手にも先生にもご両親にも簡単じゃありません。私にもあなたとその子どちらが悪いのか判断しかねます。
ですが、私はあなたを責めようとは全く思いません。いじめを起こさないようにと考えて行動していたことはとても立派だと感じます。
ただ、結果論ですがあなたはグループを抜けるべきではなかったのかもしれないです。その相手の子と何とか上手く距離を取りながら付き合い続けるか、苦手な子が居るとグループの子に少し相談してみたら良かったのではないかと思います。グループの子なのに陰口を言うのは気が引けると思うかもしれませんが、それをいじめに繋げないでも周りと話し合うことは出来たんじゃないでしょうか。
あと一つ、ご両親が力になってくれようとした時に頼って居たら、少し状況が違ったかもしれません。
たらればの話ばかりで申し訳ありませんでした。でもあなたは十分頑張ったと思います。どうかご自身を責めないで頂きたいです。
この一件のせいで今もお辛い思いをされているようですが、人生の中で学生時代なんてほんの一瞬です。これから更に進学したり、社会に出たりとしていく中で楽しい経験をしていけばいいです。あなたが新たにスタートを切れることをお祈りしています。
まりちゃん
歌舞伎揚げはおいしいなぁ〜〜*
たべながらのお返事です!
だって、歌舞伎揚げはおいしいからでーす++
(うふうふ)
あなたの、見た目や顔立ちは、まぁ、どうでもいいです。
余談の域だと私は思うので。
事実関係だけ冷静に見ていきなよ。
あなた、淡々と書いてるじゃん。
つまんねー子(現年齢時点)が、まぁ、来たので
苦痛なので(すっげわかる、私もそのタイプ)
主は、ハラくくって抜けた。
ハイ、それだけ〜〜〜*
あとは、あなた以外の人が、それぞれ、勝手に選択したことです。
あなたに責任はない。
つまんねー子の、一部始終、事実関係だけ
自分が書いた小瓶読み返してみなよ。
騒ぎ立てようと、
『事情を自ら作り上げて』一時的に同情されようと
(そんなに、同情の切り札だらけなのに)
彼女の周りは、誰もいなくなっている。
どういうこと?
そういうこと。
個人としての魅力がない。
(現年齢時点では、人間なので明日はわからんが)
そしてそれは、あなたには関係がない。
それ以前から、その子が持ち続けている
『なにか』だから。
あなたの後を追うように、グループから抜けていった
人達。
その後、態度が豹変しているなら
結局は彼女達も、付和雷同。
人の本音が見えることは、時に残酷だけど
長く付き合える相手かどうかの見極めが出来てよかったじゃんか。
きちんとあなたの事情に、耳を傾ける、ということを
放棄している時点で
噂、同調圧力に加担している選択をしているひとに
あなたは、好かれたいか?
小瓶を読んでいて、わたし、あなた、自分の「すき」を
大事にしている方ではないかと思ったのです。
いまは、インターネットも発達しています。
宛メも含め、いろんな世代、いろんなひと、いろんな「すき」の世界があります。
あなたという人の言葉に、きちんと耳を傾ける耳を持つ人は
いくらでもいます。
そういうひとと、イベントしなよ。
しゃんとしていてください。
きちんと、意思を伝えることを投げないでください。
「そこ」が伝わる人だけを、大事にしてください。
信じていい人です。
リストカットはとんちんかんだから、やめときな。
美人に傷が残るだけ。
むだなくだり。
またね!
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。