心なんてなくなればいいのにな
好きな事の一つも分からない心なら消えてしまえばいいのに…
程々並々で生きていきたい。その為には私は大して興味もない大学の学部に春になったら通ってそこで資格をとって就職して資格分給料分の責任を負う。考えただけで面倒。
勉強がそこまで嫌いかと言われるとそうでもない。そんなに勉強自体は嫌いじゃないの。
だから、興味の無い学部の為でも一応頑張ろう、頑張らなきゃとは思える。思うだけなら。
でも思うのと行動に移すのは違う。
嫌いじゃないはずなのにやめたくてやめたくて仕方がなくなって、気が付いたら現実逃避のように別の事調べたり落描きしたり、いけない、と思って戻ってもだらだらと決して頭には入らない。別に勉強自体が苦痛じゃないはずなのに…。そうしているうちに頑張るのすら嫌に思える。要するに2年近く続く慢性的な無気力。最低だ。
元々こうだった訳ではない。高校の途中は寧ろ周りより頑張っていた(比べられないしそう私が思い込んでいただけかもだけど)。あまり伸びなかったし科目を両立出来なかったのか数学以外で赤点をとり、やがて数学も赤点常習になったけど。部活もバイトもせず、ずっと塾の自習室通いだったのに。まぁ所謂『落ちこぼれ』というやつ。
多分落ちこぼれた頃からまだ心の底は立ち直れていないんだと思う。卒業して浪人してもなお。
何も上手くいっていない。人間関係において父親に、我慢癖がついている、と言われた。
違うよ、心に蓋をしてあわよくば何も感じなくなればいいのにって思ってるんだよ。
言われれば分かるけど効率化がよく分からない、頑張る事も出来なくなった、人が苦手、競争心も向上心もない、出来る事もない、私は本当に社会不適合者だと思う。
これから社会でどうこうするとか信じられない。早く居なくなりたい。高校途中の、馬鹿は馬鹿なりに頑張っていた私にはもう自分でも戻せない。
泣いていてもどこか自分じゃない気がする。泣いている自分を俯瞰的に捉える自分がいる。その俯瞰的な自分に気づいた時、ふっと何かが冷める。大泣きしてるのに心は辛いとか何も考えてなく冷静というか…。だから大泣きしながら冷静に文字を打ったり出来る。
生きなきゃいけないのなら心が消えればいい。別に好きとかそういう感情も消えていい。心が消えるのなら、世界が灰色でも別に構わない。
これでも、無気力がマシだった時、ギロチンや自分の死体が見えた時よりはマシだと思ってる。言い訳になんてならないけど。