ななしさん
説明力を鍛えたいなら、テレビの食レポを見るといいです。
ケンミンショーでもいいし、夕方のニュースでも「行列のできるラーメン屋」とか「今話題のスイーツ」とかやってるでしょう?
あれを見ると、料理の説明や感想の上手い下手がよくわかりますよね。
1番の違いはコメントの長さです。上手い人ほど的確に短いフレーズを使います。下手な人はひたすら見た目と味をダラダラ羅列するだけ。
「この言葉選びは上手だな」とか「○○と言えばもっとインパクトがあるな」とか自分なりに考えながら見て、うまい表現は盗めば良いのです。
頭がゴチャゴチャということは、おそらく頭に浮かぶ言葉が多過ぎるのだと思います。
「あの資料出来た?」と聞かれて、「あ、まだやってない」「どうしよう」「あの仕事先にやっちゃったから」「確認しておけば良かった」「私ってなんでこんなダメなんだろう」って一気にいっぱい考えちゃって、それを全部そのまま口に出しちゃったり、逆に頭がパンクして真っ白になっちゃったりするから、会話がわかりにくくなる。
無理に上手に伝えようとか話を繋げようとか沈黙を避けようとか思わないで、まずは最初に浮かんだ言葉を言ったら、一旦口を閉じるよう意識してみて下さい。
プライベートの雑談は別として、仕事の場面のほとんどは、最初に浮かんだ言葉を言うだけで済むものです。後から思い付くのは大半が自分の都合の弁解や泣き言で、相手から説明を求められない限り、言わなくてもいいことばかりだと思います。
短く伝えようとすれば、無駄な言葉が減って、会話がスッキリわかりやすくなりますよ。