小学生の時、同級生の女に奴隷にされていた。
私は特にその子に恨まれるようなことはされていないけど、なぜか言いなりになってた。
「先生に反抗して」「親に迎えに来させろ」
「塾行かないで」
こんな内容の命令が毎日何回も私にされる。
その子と一見は仲が良く見えるので周りは気づかない。
毎日毎日登下校も一緒で「あいつ来るなあいつ来るな」と呪文のように唱えてた。
でも道の先からあいつは来るわけで。
本当に辛かった。
家の電話が鳴るたびに動悸が止まらなくて今でもコール音は苦手。
大人になってその子からSNSの申請が届いたりするけど全て拒否した。
あんただけ悠々自適に暮らしてんなよ。
今思えば小学校という小さな小さなグループの中でのこと。一瞬の日々に思うけど当時は本当辛かったんだ。
あの時の自分に伝えられるなら伝えたい。
今すぐでも変われること。
私は卒業間近になってやっとそいつに
「いい加減にして」と反抗できた。
逆ギレってやつだけど、それは効果覿面だった。
あと担任の先生が気づいてくれてたみたいで
「なにかあるんじゃない?」
と呼び出されて聞かれたけど、恥ずかしいのとバレたら後がどうなるかが恐ろしくて言えなかった。先生ありがとう。
その他の同級生にはわからなかっただろうな。
私はきっとイメージ悪いままなんだろうな。
今でも自分の意見はあまり言えないし、自分に自信がない。地元にも帰りたくない。小学校のアルバム見ても嫌なことばかり思い出す。
このこと誰かに言ったら信じてくれるのかな。
いつか笑って話せる時がきたらいいな。