コンプレックスとぐちゃぐちゃなきもちと。
私はめちゃくちゃ背が高い。男のこに混ぜても高いほう。それ自体はもういいんだ。電車で埋もれないしスポーツ始めてからは特に、武器だとおもってる。
だけどよかったらこないだのこと、誰かに聞いてほしいんだ。長々と完全に愚痴ですが…
通っている高校の校則が割と厳しくて、スカートの丈なんてかなり注意される。私は別に、すごく短くしようとは思わない。脚が一番太くみえるもの。面倒は御免だし、学校に行くときは買ったときのままの膝丈をふつうに守っている。
なのに何故なんだ!
毎朝 玄関に立つ生徒指導の先生。
私は爽やかにあいさつをする。彼はスカートが短い、ぞんざいにそう返す。
はい? 私? 短くしてないよ!
まぁ朝から面倒なので はい、ってさらっと流してた。
…あれから一年。
まだ言うか! 違うってば! 恨みでもあるのか! まぁ髪とか茶色だしなぁ、もともとだが。なんとなく流してたんだけどさすがに腹が立つ、と言うかきもちわるい。これは誤解を解かなければ、と考えてみる。冬場、タイツを履いていたときだけは言われなかったな。私 ハイソックスが短くてかなり脚が出ちゃうのだ。肌色みえるのが嫌なのかな? しかし ひとより頭ひとつ大きいのだからみえる面積もそりゃ大きいだろうに。
…ここまで考えてふと気づいた。気にしてないつもりで私は、誰もそう言ってないのにまた体型のせいにしてる。はーいって言って次の日もなにも変わらないこの態度が気にくわないのだろうに。そのせいだろうか、もはや顔を見ればなにか注意されている気がする。長いこと放置しすぎたな。
とはいえ誤解だし。いや明らかにお化粧してる子が通っていくのにね〜とは思うけど。ちゃんと話そうと思った。
…はい、面倒なことになりました。お呼び出し。ほんと可愛らしく話せるようになりたいや。
なんかね、冷静に話そうとしたんだけど 中学のときもこんなことあったなとか思って。そしたら何故かいろいろ思い出しちゃって。先生にせよ生徒にせよ悪気はないのかもしれないが傷つくことばが多くて。
あのときは、なんにもしてませーんって全く折ってないウエスト見せびらかしてたな。でももうそんなみっともないじぶんでいたくないんだ。
態度がわるいって怒られて、でも私は反抗してるわけじゃあないし負けたくなくて、でも悔しくてつい、きょうも噛みついてしまった。
私はわるくない。
そう言ってほしいじぶんが一番嫌だ。
なんでこんなところで泣いてしまうんだ。
客観視すると取るに足らないことで、だけど私にとってはコンプレックスとか嫌な思い出とか絡まってて辛くなってしまったんだ。僻みだってわかってるんだ。上手く話せなくてこんなことになってしまうのが情けなかったんだ。
私はこのからだが嫌いじゃなかったんだ。鈍臭くて上手く動けなくて、先生に でかいから目立つんじゃ って言われたのを忘れられないんだ。身長負けた、なんて勝手にへこむ男子に腹たててたんだ。見られるのは脚ばかりで、私には脚しかないのかって虚しくなるんだ。
そんなことばかり気にするひねくれたじぶんがどんどん嫌いになるだけなんだ。
泣いてしまったら、面倒だからだろう すぐ解放。とりあえず顔を洗いたい、廊下を歩く。漫画のヒロインならあなたが通りかかってどうしたのって聞いてくれるだろう。んなことあるか。
ほかの人が 容姿や体型を気にしているのは、私はすきだし 気にすることないよって言えるのにね。難しいな。からだよりも私は、それを言い訳にすること、歪んで受けとることをやめたくて。この程度で理不尽なんて怒ってしまうのが恥ずかしくて。
それでもこんなこと気にして、あなたの声をすごく聞きたかった私は、すこしでも人間らしくなったかな。
嘘ですまだまだ、カッコつけてます。
ああ わからん。
…グダグダでした。ごめんなさい。