学歴の事を考えた時に「もっと頑張れば良かった」すら思えないのが悲しい。
「もっと頑張れば良かった」って思った瞬間頭に浮かんだ言葉は「いつ」。
中学の時？あれ以上頑張っても上手くいったかな？このままじゃいけないと言われてた高校に受かったのに？もう一つ上の学校(学区上間の高校がなくレベル的にはかなり上)は目指す気も起きなかったよね…。
高校の時？自習室通いしてたよね？そりゃたまには遊んだよ、友達と。でもそれまで我慢して頑張れた？2年の途中には既に頑張る糸が切れて何も手につかなくなってたのに？本当にもっと頑張れたかな…
浪人時代？1番頑張れたかもしれないけど、正直高校時代の挫折を引きずってたのに、頑張れたようには思えない…。
こんなもの世間から見れば「この大学のレベルなら」「努力しなかったから」「サボったから」「甘えだ」なのかもしれない。
ただ、まだ頑張れる気はしない。他人が楽しそうでも実際皆やってるものなのかも、他人ではなく自分の将来の為、と割り切れなくて何か辛い。いい点とっても失敗しても満たされない。
何が今の私にとって満たされる事なのか、幸せなのか、分からない。慢性的な欲求不満。
ななしさん
過去に頑張りきれなかったことで、あなたは自分自身に自信をなくし、「駄目な自分が何やっても意味はない」と思い込んでいるのかもしれません。
今歩いている道は駄目な道だから、いまいち張り合いがない。
だから成功にも失敗にも心が動かない。
欲求不満というより、投げやり、自暴自棄なのかもしれない。
私の職場に異動してきた人で、最初覇気がなかった人がいます。
前の部署の仕事は向いていないとして異動させられ、しょんぼりしていたわけです。異動先は希望の仕事ではないから、やっぱりやりがいも感じないし、積極性も出せずにいた。
でも、仕事は信頼できる人だから皆から頼られていて、少しずつプライベートな話もするようになってきました。
これは冷たい言い方だと思いますが、どんなに考えても過去は変わらないのです。中学の時、高校の時…どんなに考えても当時の結果は変わりません。挫折や失敗は、永遠に挫折であり失敗なのです。
しかし、それはあくまで、当時の若く未熟なあなたが出した結果であって、今のあなたの実力ではありません。
「中学受験に失敗した私は落ちこぼれだ。きっと高校受験もうまくいかない」
「東大にも行けなかった自分が、起業できるはずがない」
「ダメ男に騙された。もう恋愛なんかできない」
こんな風に、過去の失敗した自分しか見ていないのはもったいないことです。
目指した場所に手が届かなくても、もがいて新しい場所に辿り着いた人は、必ずもがいた分だけ強くなっているはずなのに。
「あの頃とは違う」と胸をはっていいのに。
自分は過去の自分は違うのだと自分を信じてあげて下さい。そうすれば、今自分がやっていることにもだんだん張り合いが出てきます。自分にとって意義があることをやっていると思えるようになれば、頑張らなきゃと意識するまでもなく頑張れるようになります。
それで時々は息抜きしてね。
大丈夫ですよ。
