8月17日、愛猫がなくなりました。
正確には17日に仕事から帰ってきたら動かなくなった猫を見つけました。
前の日は恋人の所に行って一泊していました。よくそんなふうに家を留守にして、ひとりぼっちにして恋人の所にいったり遊びに行ったりしてました。
はじめは二階にある私の部屋だけに閉じ込めて飼っていました。今年の最初ごろに階段の所にバリケードを作って廊下にも行けるようにしました。
あまりにも遅すぎてぶん殴ってやりたいです。
10年でした。ついこの間までは元気でした。いつかは死ぬと分かっていたつもりだけど、こんなに早いとは、突然だとは思ってませんでした。
母には狭い所に閉じ込めてほったらかされて、かわいそうだと、かわいそうだったと言われました。
私もそう思います。一緒にいるときはずっと撫でてたり、色々なおやつをあげたりしてたけど、仕事にいったり遊びに行ったり私は私を優先させていました。
長く家をあけられないことが煩わしくて早く死ねばいいのに、なんて酷い冗談を口にしました。お前が死ね。
絶対に後悔するなと分かっていて自分を優先させる飼い方をしていました。
今、全部のやってしまったことが返ってきてます。後悔がズドンと心を潰しています。
死んだ後も、私が辛いという理由で私が使っていた座椅子に寝かせてあがりはなの隅に安置しました。
最後くらい一緒にいてあげればいいのにね。ここにきても後悔の選択をしてしまうんだね。
翌朝、5時ごろ雨の中埋葬しました。まだお線香はあげてません。
ごめんね、ごめんね。
ありがとうが先に出てこなくてごめんね。かわいそうなんて言われるかいかたしてごめんね。一緒にいなくてごめんね。酷いこと言ってごめんね。最後まで逃げてごめんね。
でも本当に大好きだよ。
全部今さらなんだけどね。
ふとした日常にいなくなった温もりにぼろぼろ泣いたりしてます。後悔ばかりが募ります。ゲームして気を紛らわしてます。
トイレとか、水入れとか、ダンボールハウスとか、片付けないとな。
幸せだったとは間違っても思えないだろうけど、そこまで悪くはなかったと思ってくれたらいいな。
私はキミがいてくたおかげでたくさん救われたし、楽しかったからさ。
って言えるようになったらちゃんと墓参りで言うよ。