職場の上司が職場のHさんに、私とお茶をしてあげてくれないかと聞いたら、Hさんはお茶くらいなら良いですよと言ったらしい。
私はHさんの顔は知ってるし、電話で仕事の話を何度かしたことがある。
けど、Hさんは私の顔は知らない。
そもそもが、私はHさんとお近付きになりたいとかそういう話をしたことはないし、名前自体出したことはない。
勝手に、私の意思とは無関係にそんなお願いをした。
そして、お世辞?なのか、何故か了承したHさん。
「お茶くらいなら良いですよ」
Hさんがそう言っていたことを聞かされた私は、当たり前の様に真に受けてはいませんでした。
だって、そもそもが(略)だし、相手は相手で私の存在は知っていても会ったこともないし。
けど、「そんな訳ない」と言っていたらどうもガチみたいな感じになってきて。
終いには、仕事の電話をするついでに日程を決めろという。
これがガチなら尚のこと疑問が残る。
何故Hさんは了承したのか。
そんな事を本人に聞くことも出来ず、殆ど言われるがまま、本当にお茶をする事になってしまいました。
おそらく、私も相手もお互いに、何故こういうことになったのかは分かってはいないと思う。
或いは、私がHさんと会いたがっているとか、なんだかそんな風に思われているかもしれない。
そして、この上司と同僚が、これはチャンスだと、本気で行けという。
まぁ待てと。
相手は「お茶くらい」をしに来るつもりなんだと。
そう言ってもまるで聞きはしない。
ここまでが先週の話。
数日前、実際に約束をしてお茶をしに行きました。
私は口下手だし人見知り、それに相手は異性で会うのは初めて。
それを踏まえた上でも、それなりに会話は意外と最後まで続いてて。
今にして思えば失敗だったかなとは思うけど、半分くらいが仕事関係の話だったけど。
会ってから別れるまでおよそ3時間。
私は途中からあることが気になりだした。
『この子、俺の目を一切見てこない』
そう、初めて会って挨拶をして以来別れるまで、Hさんと目を合わすことがありませんでした。
カフェまでの道中、カフェに着いてから(窓向きのカウンター)、帰りの道。
いや、私も本最近まで、相手の目を見て会話が出来るタイプではなかったので、そういう人なのかもしれません。
ただ、よっぽど私の顔を見たくない理由があるのでは無いかと考え始めてしまって。
本当は物凄く嫌々だったんではなかろうか。
この事を話した人は、皆口を揃えて「嫌々だったら3時間も一緒にいない」という。
まぁ確かに、考えてみれば別れるタイミングはいくらでもありました。
カフェで、適当に理由を付けて早々に切り上げて帰ると言えたでしょう。
カフェのあと、徒歩30分以上も離れた場所まで歩きましょうなんか言わないでしょう。
更に、そこに着いてから別れることも出来るのに、実は私の目的地は真逆だと伝えたら、また違うルートで10分前後も掛けて逆戻りもしなかったでしょう。
違う、私は脈有りだとか脈無しの話をしている訳ではない。
その子の真意が分からない。
何故なら私は、よっぽど嫌な相手でもそれらが出来る人だから。
この子も私と同じ感覚なのではないのかと。
何の話しなのか分からなくなってきた。
結論を言えば、私は凄く楽しかったです。
なんだか凄く、私と似ている部分があるなぁと。
私は正直、物凄く相手のことを意識してしまいました。
『また会いたいなぁ』
誘い方が分からない。
誘うのは簡単だけど、相手が本当にたった一回の「お茶くらい」のつもりだったのだとしたら。
断られるのが怖い、臆病な男は嫌われると言うけれど、勘違いさんも大概じゃないのかなっていう。
私は、この先どうしたらいいのだろう。
50347通目の宛名のないメール
お返事が届いています
冬
どうしたものかなぁと言ってる間に、跳ぶ。
って、まりちゃんもほぼ言ってたね笑
チャンスって、掴んだらそれをうまくこなすってことじゃないと思うんでござる。
チャンスは「〜なんか」って言ってる自分を後ろからど突つくことでござるよ。突き落とせるチャンスがいっぱいきてますね、ってことッス。外的要因がいっぱいいっぱい起こってきてますねーってことッス。
チャンスと結果は相反することもありますからね〜〜。だからチャンスだと思っても恐いんです。それはよくわかるよん。
でもその度に跳んだらガード外れますよ。少しづつかもしれないけど。かっこ悪さを隠してることがまあ、かっこ悪いんであって、それを笑い飛ばせた時点で(受け入れた時点で)、実はかっこ悪くないっていうパラドックス。
大事だから守ると大事だから破ると、そのバランスは必要かと思いますぜ、私は。
硫安
(小瓶主)
また私の流したお返事が永遠に海を漂っています…(笑)
えーっと、私はチャンスを掴むどころかみすみす逃がすタイプなんですよね。
ご存知の通りネガティブで臆病で、アドバイスをされても無意識に『それは一般論でしょ?私なんかは該当しません』と突き放しちゃうんですよね。
おそらく本当にチャンスは幾度かあったはずなんですけどね。
どうしたものかなぁ。
まりちゃん
恐いまま、跳ぶ。
(会いたいならね)
おわり。
硫安
(小瓶主)
私は結構、人って思ってることと違うことが出来る物だと思ってます。
つまりは、嫌いな人とは長時間一緒にいないとか言うけれど、いざそういう事があると出来ちゃうもんだと。
違うのかなぁ。
私にはこの件に関しては分かりません。
冬
いつも小瓶読んでます。
硫安さんの「のり」(形だったり、縁だったり、硫安さんの常識だったり、限界だったり、恥ずかしさだったり)を変える出来事が立て続けに起こってるんだなあと思って見てます。すごいですね。チャンスがゴロゴロ!
この「のり」を変えようとするところに臆病という文字は霞んでいくんだろうなあ。
ななしさん
私は嫌いな人にそれが出来ない人間なので、ひとまず嫌われてる風には見えませんでした。
たった一回のお茶くらい…というつもりなら、お茶し終わった後に歩きましょうとは言わないと思います。
具体的なお店を決めて、休日にランチでも誘ってみては?
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。