もう心がボロボロなんだ
きっと一生ボロボロのまま生きて行く。
昔から恋愛は得意じゃなかったし
誰かを信じるのも苦手だった。
自分の悩みだって
誰かに相談したことなんてない。
もちろん親にも。
小瓶なら相手が見えないし
いいかなっと思って
昔から流してるけど....
毎回毎回押しつぶされそうになって
ボロボロになって
小瓶に流して
の繰り返し。
今回だってその一貫なんだ。
同性愛者だけど
誰かを愛したいと
純粋に心から願えたことなんてない。
みんなが恋をするから。
世界が恋をするから。
一種の憧れ?
誰かを愛したいだなんて
思ってないのに
人間の本能がチラリと動く。
動くといっても
ちょっとした焦がれるくらい。
すぐになくなる。
その度に
疲れて疲れて疲れて疲れて
ため息ばっか出て
気持ち悪くなって
全てをシャットアウトする。
愛の囁きも
恋の告白も
失恋の嘆きも
青春の甘酸っぱさも
全てがヘドロに聞こえる。
聞きたくない。
いっそのこと聞こえなくなってしまえば、と考えるけど
聞こえなくて苦しんでる人に失礼かなとか
思うけど
聞こえない方が
今の自分にとっては
平和に暮らせる。
あーー重い。
精神が重い。
風邪気味だし。
誰かに悩みを相談できたら日常も楽になるのだろうけど
何を相談するのだ。
この妙な心持ちをどう表現すれば良いのだ。
残念ながら
周囲に全てを打ち明けられるほど
タフではない。
どうせボロボロになって死ぬのなら
せめて
もう少し
人生を平凡に生きたい。