ななしさん
多分、本当に大きな声を出すべき場面がなかったからじゃないかな…と思いますよ。
今回、表立った幹事の仕事はもう1人の子がしてくれて、あなたは裏方の事務系をやったんですよね。
今までもそうだったんじゃないですか?
小さい声でもわかるように周りの人が耳をすまして聞いてくれたり、今回みたいに大きな声を出すことは他の人がやってくれたり…。
だからあなたは大きな声を出さなくても何とかなってきた。
多分、あなたは隠れ人見知りなのだと思います。
親しい人の中では多少大きい声で自分をアピール出来るけど、そうでない場では目立ちたくないしリーダーとして引っ張るのもしたくない、内弁慶タイプというか。
そして足りない所を補い合うということで、あなたみたいな人の周りにはそれをフォローしたくなる世話好きな人や、声が大きい代わりに細かい事務なんかは苦手な人が集まってきていたんだと思います。
どんな場でもハキハキ声が出せるのは確かに良いことですし、自分にないものに憧れてコンプレックスを感じるあなたの気持ちはよくわかります。
ただ、あなたはおそらく良い人なのでしょう。良い人ってフォローしてくれる人達が必ず周りにいるし、「今のままでいい」「そのままのあなたが好き」というスタンスでいてもらえるから、ガラッと変われることはあんまりないんです。
もしかしたら、そんな風に気遣ってくれる人達がいない場だったら、否応なしに大きな声を出さなくちゃいけないから変われるかもしれません。
だってうっかり小さい声出したら「ハッキリ言えハッキリ!聞こえない!」なんて言う人が上司なら、絶対大きい声になるでしょ?まあ、そんな体育会系は今はあんまりいないけどね。
どうも出来ないなら、それが自分の個性と割り切り、自分が出来ることをちゃんとやるようにするって手もありますよ。今回の飲み会みたいに細かい手続きをちゃんと出来るって、苦手な人には助かります。幹事の挨拶とかが無理なら無難なテンプレにして、あとは盛り上げたくて仕方ない人に任せちゃえばいいんです。
得意苦手じゃなく、適材適所と考えたら少しは楽じゃないですかね。悩み過ぎて暗くなったらその方が周りの人も心配するしね。