待機児童の問題が深刻化していますよね。
この一件は今の社会の構造的欠陥だと思います。今の状況に陥っている一番の原因は核家族化が進み、親と一緒に暮らしてもいなければ子供を預ける相手も居ない、という状況が招いているのは確かですよね。
そうは言っても生活の為には都会に行かなければならない。そういった社会体系にもなっていますよね。
そこで僕は考えました。
複数の家庭で共に暮し、別の家庭の子でも自分の子と同じように面倒を見る。仕事の休みな人が代わりに周囲の子の面倒を見、協力しあうんです。
例えて言うならば江戸時代の長屋に似ているでしょうか?
淡白な社会から助け合いの社会へと、再び戻しては如何でしょうか?
51873通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
こんばんは。江戸時代の長屋の発想、できれば本当に
いいですよね。ただ、よくわからない人には、子供は預けられない現代になっているので、まずは、安心して近所付き合いができる地域社会の小さなコミュニティを作ることからでしょうね。そういったことも意外に難しいことのようですけれども希望は持ちたいですね。
ななしさん
子育て村づくりですよね。
それはとても良いと思います、
ただ、村が大きくなって社会になるとすれば
結局同じになるのかも?
あなたのような愛情豊かな人が多い社会に生きたかったです。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
八通目の方。
確かに実際にやってみないと分かりませんよね。
初めの頃は煩わしい事も多くて面倒に感じるかもしれませんが、生活している内に楽だと思い始めると思いますよ。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
五通目の方。
中盤からはその通りなのだと思います。
ただ、長屋がなくなった理由は違いますよ。
大政奉還の折りに、これまでの社会体系を一新したかったのだと思います。ゆえに、長屋も同時に失われました。それ以外にも様々なものが一新したので、あの時代の人々は随分とゴタゴタした事でしょうね…。
そうでなければ、長屋などは今でも残っていると僕は思いますよ?例え少量といえど、ね。
ななしさん
うーん理想の良い面があれば、今の時代に適するのかどうかというような面も持ち合わせているように感じます。
やってみないと分からないけど。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
四通目の方。
本当にそうですよね。
人間、如何に綺麗に在ろうとしても何処かには綺麗とは言いからざる一面がある。
そして人間とは孤独に弱い動物であり、悪くすればそれが原因で死ぬ事もある。
誰とも交わらない時間が長ければ心は弱り、闇につけこまれる。しかしその一方で四六時中、人と一緒に居るのも疲れるもの。
そうした二極性を如何にして解消するのか。
それが現在の社会体系では難しいですが、長屋的システムならば少しは改善が認めると思います。
…認めると良いなぁ…。
卵が先か鶏が先か
(小瓶主)
一通目の方。
それぞれの家庭のやり方を織り混ぜるんですよ。結果的に回ればそれで良いんですから。
むしろ、少ない人数で循環させる方が無理があるんですよ。
二通目の方。
職種が似ているとか、年齢が近いとか、共通項のある家庭を組み合わせるのが良いと思うんですよ。
それでいて且つ、ある程度年齢がバラけていると望ましいですかね。
子供への教育という面でもこの仕組みは望ましいかと思いますよ?
テレビで観たのか本で読んだのか、その詳細は忘れましたけどね。
三通目の方。
まぁ、何かと怠けよう、楽しよう、という輩は居るでしょうね…確かに。
ただ、褒められて悪い気がしないのが人間だと思います。ただ我武者羅に御世辞を言ったりおだてたりして効果があるかは分かりませんが、効果があればそれで良いですし、相手の好物を与えるなど、色々と手はある事でしょう。
兎に角、相手に合わせて対処法を変える必要があるのは確かだと思います。
ななしさん
江戸時代の長屋の文化が本当に素晴らしいものだったら、今も続いていたと思います。他人同士が暮らすのは凄まじく気力を消耗するから、核家族になってもやっていける時代になった途端に核家族化が進んだのだと思いますよ。
昔だって裕福な店の主は核家族状態でした。貧しい人は、皆我慢して他人と近くにいたんじゃないでしょうか?
学校や職場だけの関係でも気を使うのに、金を絡んだ家族扱いなんて尚更と思いますが。
待機児童がない地域もあるんですよ。
地方には、子供が集まらないで困っている保育所もたくさんあるんです。
待機児童の根幹は核家族ではなく、一部の都会に人口が集中し過ぎるせいだと思います。集中するのはなぜか。一部の都会にしか仕事がないからです。いえ、厳密にいえば地方にも農業や工業、介護など福祉の仕事はあるのですが、給料が安すぎる所が多く、暮らしていけないのです。都会では土地がない、安全性、近隣との騒音トラブル、給料が安すぎて都会で暮らせないから保育士も不足と、さまざまな問題がありすぎて保育所も増やせない。
都会に出なくてもちゃんと地元に職があって、実家から仕事に行けるような環境なら、同じ地元同士の結婚も増えるでしょう。そうしたら同居したり近距離別居したりして互いの親族と協力しあえる人ももっと増えるんじゃないかと思います。
ななしさん
今は潔癖すぎる社会や家族構造の成れの果てかと思います。考え方とか心とか、内面から変えていかないと無理かな。
長屋、良いと思うんですけどね。きっと自殺者も減ると思います。物質的に豊かになった代わりに失った物がそこにあるかもしれません。
ななしさん
ひとのいい人間ばかりならうまく成り立つんだろうけど、自分勝手な人間がいれば貧乏くじを引く人間が出てくる。
自分は助けて貰いたい、むしろ助けられて当然。誰かを助けるのは嫌だ。みたいな人ね。必ず出てくる。
どう対処しますか?
ななしさん
共に暮らすって具体的にどうするの?
ななしさん
その家その家のやり方ってのもあるからなぁ
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。