私にはある部屋があります。
その部屋には明かりがありません。
私は毎日その部屋に入れられます。
寒いとか暑いとか、そんなものはなく、ただ、暗く、広さすらわからない部屋に一人にされるのです。
私は自分が嫌いです。そして、私の周りにいる人もみんな嫌いです。
みんな消えればいいのに。この世界が無くなればいのに。
そう思った数は数えきれないぐらいです。
誰も、この暗い部屋に入れられた私を助けてくれようとはしない。
こうやって考えていると、何だか部屋がどんどん狭くなってきている気がして。
いつか潰されてしまうんじゃないか。
そんなふうに思うんです。
きっと、もうそろそろです。
私は潰され、見えなくなります。
そうすればたくさんの人が喜ぶでしょう。
もうすぐです。ほんと、もうすぐ…
今までしてきた話の意味、皆さんは分かりましたか?
分かってくれたら嬉しいです。
とくに返事等は要求しません。
ただ、私の思いを誰かに聞いてもらいたかった。それだけです。
私は、きっともうそろそろ見えない人になります。
私のような思いをする人が一人でも減ってくれると嬉しいです。
最後まで読んでくれた方ありがとうございました。あなた達の人生が楽しく、素敵なものであることを祈っています。