既読スルー
その理由をネットで検索したって
答えは君の中にしかないのに
スマホを確認しては
ため息をついてしまう
いつだって終わりはこっちの返信
責めるわけじゃなくて
空回りの気持ちがちょっと虚しいだけ
だって君は同性の友達だから
やっぱり無理だよね…って
仕事に悩んでる君のことを想って
傷つけないように元気になる言葉を選んで打ったんだけど
それでも悩ませちゃったのかな
それとも送られたこと自体もう忘れてるのかな
あーー打たなきゃよかった
返信に待ちくたびれて
いつもそう思うのに
また今回もやってしまったよ
何か君の役に立ちたくて
何時間も考えて打った文章は
今、君の心の中のどこを漂っているのだろう
名前のない小瓶
54578通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
(小瓶主)
※4・5通目の方へ
そうですね
今思うと
確かに一時期、返信することで自分を励ましていた側面があったかもしれません
彼女に
「大丈夫、1人じゃないから」
「必ず道は見えてくるよ」
と返信をしているとき
自分自身にもつらいことがあり
それを1人で抱えていたので
もしかしたら自分が言って欲しかった言葉を彼女に送っていたのかも…
そう考えると
使いたい気力や思いやりの度合いの差を
既読スルーというカタチでまざまざと見せつけられ
もの悲しくなってしまっているこの感情も
なんだか身勝手ですね
中学生のころファンレターを書いていました
返信がこないのを不思議に思うことすらありませんでした
そして
そんな幼い頃の純粋な気持ちが
いつしか同等の見返りを求める大人になっていたことに
今はじめて気づきました
新たな視点を教えてくださりありがとうございました
居場所になるって素敵な言葉ですね
記憶に残るよりもそばにいれる感じがして心があたたかくなります
そっと見守っていれば
いつかは大切に思われていることに気づき
そのように感じてくれるものなのでしょうか
もちろん
居場所を思い出すことがないくらい
彼女には幸せになってほしいんですけどね
ななしさん
(小瓶主)
※3通目の方へ
こちらからご飯に誘うと
「ちょうど会いたいと思っていたところでした!」
と返事があり、
食事をしている時も
「悩んでいたから、会って話を聞いて欲しいと思ってました」
と言われます
それに対して
自分は「会いたかった」と伝えたことはないです
こんなにも会いたいと思っているから連絡をしているのに
なぜでしょうね
でもきっと
自分の気持ちを正直にこちらで吐露させていただいて
その中に醸し出される想いを受けとっていただけたということは
彼女に会ってるときには漏れっちゃってるかもしれませんね
次に会うときは
「会いたかった」と口に出してみようかな…
いや、ちょっとハードル高すぎるかな…
自分の気持ちをふりかえることができました
お返事ありがとうございます
名前のない小瓶
途中で送信してしまいました。
記憶ではなく居場所になってください。
相手が辛い時に思い出し、いつでも帰る事の出来る居場所になってあげてください。
あなたにはそれができます。
その想いがあるのですから。
ななしさん
お返事のお返事見て思ったこと。
記憶に残りたいかあ……
恋愛対象として友達が好きなのかな?
役に立ちたい、というより。
役に立つことで(例え恋愛の意味まではいかなくても)更に好かれたい、の方が本音に近い?
だとしたら、あなたは友達を慰め励ましているというよりは、相談という形で友達と繋がることで、自分を励ましていることにもなるかな。
いつも思うってことは、既読スルーは初めてではないのかな。
だったらあなたが相手に使いたい気力や思いやりの度合いと、相手があなたに使いたい度合いはかなり違うというわけで。
それならいっそ、ファンレターを送ると思っていればいいかもね。ファンレターは返事ないし、ちゃんと読まれているかすらもわからない。実際役に立てることは全体から見たら微々たる売上貢献くらい。
それでも大好きな気持ちをただ伝えたくてみんな書くでしょ?相談を聞くには、それくらい無償の愛モードがいいと思う。
あなたの中で超特別モードや恋愛モードのスイッチが入っているなら、一旦切ってみるといいかもね。
名前のない小瓶
その想いがあるなら言葉は不要です。
メールには言葉が必要ですが、会うには不要です。
あなたから醸し出される想いで相手に全て伝わるでしょう。
敢えて言葉を相手にかけるなら「会いたかった」
ななしさん
(小瓶主)
グッとくるお言葉をありがとうございます
このような
短くて心をつかむ言葉の力が自分にもほしいです
文字に残す方が
再び苦しくなったときなど
好きなタイミングで読み返してもらえる…
と思っていたのですが
もしかして直接会ってかける言葉の方が
何倍にも励ましになるのでしょうか
自分の役目ではないのでしょうが
クスッと笑わせることで彼女の心を少しでも軽くし
せめて記憶に残りたいと思ってしまうのです
名前のない小瓶
百文は一会に如かず。
あなたの奥ゆかしさは詩的で好きです。
敢えて言います「会いなさい」
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。