いじめも不登校も自傷も、自分一人で何とかした
遅れた勉強は自分で取り戻して校内首位に返り咲いた
フリーターの現状も、自分で何とか出来るのだろうか
親も教師も親戚も、やる事なす事みんな的外れで学生時代の私の見限りは早かった
加害生徒の発言を鵜呑みにして、中学の担任教頭校長3人が雁首揃えて自宅へ幾度となく来た時は「世の中ク○だな」と思うしかなかった
その際、校長が漏らした『学校に来ること自体が勉強なんだけどね』、一言一句覚えている
それを聞いた瞬間、目の前が真っ赤に染まったように感じた
不登校を重く見た祖母が妹に『お姉ちゃんは可哀想だから支えてあげてね』と何度も言っていたと聞いた時は内心修羅場だった、妹はそれがきっかけで今も蛇蝎の如く祖母を嫌っている
『誰にも言わないから自傷の理由を話してほしい』なる甘言に惑わされて養護教諭に告げた内容を、担任経由で知らされた母は『先生たちを困らせて何がしたいの?ちやほやして欲しいんでしょ、これであんたの内申はボロボロだからね』と高校から帰った私に開口一番で宣った
あなたがそう思うならそうだよ母の世界ではね、と思いながらも否定する気力さえ湧かずにその発想に落胆した
説明したところで誤解は解けないだろうと思ったのだ
もう答えは出ているのだからそこでQEDだ、それ以上解きようがないではないか
その後、母から顛末を聞いた(私ととても相性が悪い)叔母から見当違いの電話を貰うことになるなんて当時は考えが及ばなかったのだけど本題から逸れるため割愛する
ブラック企業から内定受諾を急かされ、不安に思って父に相談すれば『お前に選ぶ余裕はないだろ』と言われた
その後、『お前を採る企業なんざない』と笑いながら父は言った
私は基本的に、言われたことを忘れられない性質だ
覚えておけば自分が何度ものたうち回るほど苦しむと分かっていてなお忘れられないのだからたちが悪い
それらがあるから定職に就かないことをせっつかれても頼らない、口には出さないながら両親を敵とすら思っている
思っているのだけど、フリーターに甘んじているのは自分の責任だと知っている
第一志望に落ちること、例えばお祈りもサイレントも怖くて仕方がないけれど、これらを食らう理由は私の場合自業自得だとも思う
私と比べて優秀な妹が、就職希望を私と同じところにしようとしているようだ
妹の優秀さを妬ましくは思わない、努力をずっと見て来たから報われて欲しいと本心から思っている
ただ、何度目かのトライになる、数年後の妹と同じ希望先への受験を今年も私がするのか、というところで足踏みしている
もしかすると、私は妹と一緒に受けることになるかもしれないのだ
妹への劣等感はいつでも持っているが、長い年月の中でその気持ちには折り合いをつけている
しかし、学生時代を費やした第一希望を諦められずに未練タラタラで、本当に私はどうしようもないと思う
一次は受かってもその次の面接で落とされ続けて来たからだ
妹の受験は2年後だけれど、おそらく彼女は一発合格するだろう
どんなことを考えても、私が現状で停滞して良い理由にはならない
それなのに今の私は「やらなくて良い」理由を積極的に探しているように思えてならないのだ
これ以上自分にも周りにも失望したくない、この気持ちが傲慢だとは知りつつこう書くより他に思い付かない
こんな弱音を吐きたくはなかったけれど、どこにも進めないしょうもない私の背をどなたか押してください