小さかった頃、
一番嫌いだったのは母が怒ってる時
母は怒ると感情的かつ私が泣くまで追い詰めた
大声で怒鳴って、
何がダメだったのか1から10まで言って、
時には叩いて
それはひたすら小さかった私を追い詰めた
小学生、
母に怒られるのを回避するため、
嘘をつくようになった
私の中の優先順位、1番は母に怒られないこと
そのために平気で嘘をついた
教科書をなくしたとき、
見つかるまでの間先生が貸してくれた教科書を持って「見つかった」と言った
結局バレて、なくした時以上に怒られて泣いた
中学生、
初めて反抗した
母が明らかに間違ってるところを指摘した
普通に言ったのに
「なんで喧嘩腰?」「うるさいな」って
間違えてることすら認めなかった
それどころか逆ギレされて
ものすごく文句を言われた
部屋に帰って一人で泣いた
高校生、
関わるとろくな事がないと思い
家でも喋る回数をできるだけ減らして
出来るだけ関わらないようにした
普段は何も言ってこないのに
機嫌が悪いと、
「成績を上げろ」「国立に行け」
結局父にだけ相談して進路を決めた
今も母の言葉に縛られて生きてる
作文が嫌いになったのも、母に
「あんたって文章書くの下手くそ」
って言われてから
歌を歌えなくなったのも、
音楽をやっていた母に「音痴」
っていわれたから
今では校歌でさえ前の人に音痴な私の声が聞こえるのが怖くて歌えず口パク
私のコンプレックスは全部母の言葉から生まれた
今では話しかけられるだけで体が強張るし、テレビを見ながら横で歌われると鳥肌がたつ
触られても鳥肌がたつ
早く家を出たい