LINEスタンプ 宛メとは?

昔から誰にも理解されなかった。クラスメイトとは違うような気がしていた。未だに続いてあるのだ。確かな周りとのズレ

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昔から誰にも理解されなかった。
子供の頃からクラスメイトとは少し自分が違うような気がしていた。
中二病だとか考え過ぎだとか、そんなものじゃない。
未だに続いてあるのだ。確かな周りとのズレが。

子供の頃からそうだ。
みんなが好きな遊び、流行っているテレビ、みんながやってるゲーム、みんなが好きな先生、みんなが話す話。
どれもこれも、何が面白くて何が良くて何処が好きなのかわからなかった。
なんとなく周りに合わせてみたりもした。
きっと何か惹きつける魅力があるんだと、試してみても何も得られなかった。
ただ虚無感だけが残った。

見た目の話で言っても自分はとても老けていた。
20歳になった今でもそうだが、まず年相応にはみられない。

小学生のとき、ふと隣町まで出かけようと思い、子供用の切符を買って電車に乗ろうとしたら駅員に声をかけられた。
「もう大人なんだから」そう駅員は言う。

同じく小学生のとき、クラスメイトにプールに誘われた。乗り気にはなれなかったが、なんとなくついていってみた。
受付の人は何の気なしに大人料金を請求してきた。
まだ小学生だといっても信じてはくれなかった。
渋々ながら料金を払ったが、10年以上経ってもあの時の悪さをしている子供を見るような呆れた表情を忘れられない。

中学生になって、恥ずかしながらとにかくグレた。
悪さをして、怒られて、反発して。
ただ只管にそれを繰り返す毎日を送った。
世間一般でいう不良というやつだ。

今思えば、不良なんて物ではなかった。
自分はただのろくでなしだ。

自分の中学は市内でも不良と呼ばれる生徒が多かった。
ただ別に自分自身で不良になりますと宣言してなるものではない。
不良というのは他人から見た感想に過ぎない。

暴行や窃盗なんかは悪いことであるというのは理解ができる。明らかに他人に害をなしていて、それを自分がされたら嫌だろうということに否定することはできない。
喫煙や飲酒に関しては、叱る大人達が日常的に行なっているのに何故叱ることができるのか。
「まだ子供だから」それだけの理由で禁止させようとするのは何故か。
「もう大人なんだから」と疑いをかけられる小学生がいるのであれば
そんな言葉で自分を抑制するのはおかしい話じゃないか。
そう言うと大人達は大体が怒鳴るか黙るかだ。
そんなことは猿でもできる。決まったことを押し付けるだけなら子供にだってできる。

先生とは文字通り“先”に“生”きているのではないのか。
先に生きるとは生まれた順番の話なのか。
そうではなくて、先を生きているからこそ知り得るものを後に生きているもの達に説かなければならないのではないか。
それが「生徒には学ばされることもおおいです。」とか言ってるようじゃダメだろう。
国語数学理科社会
そんな物を教える暇があるのなら生き方の一つでも説いてみるべきではないのか。
教科書通りでも偉人の引用でもなく、自分の言葉で、自分の経験則で、それを子供達に伝えるべきではないのだろうか。
それが話せるようになってから、自分は教師で大人だと言ってほしい。
そう思わずにはいられない。

10代中盤において、大半が早く大人になりたいという。
大人になれば何か変わると本気で思っている。
そんなことを思える人は、さぞ裕福な家で産まれたのだろうと思う。
親を見て、身近な教師を見て、テレビのニュースを見て
10代中盤の自分は心底絶望した。
大人になったところで何も変わらない。
身体が大きくなるだけで、自分というものはこれまでの経験から大凡出来上がってしまう。
学校に入学し卒業し、いずれ働き、死ぬまで働き続ける。
人間的な成長の余地はない。そう気づいてしまった。
大人とは一体なんなのか。そんな物を道徳の授業では教えてはくれないのだ。

結果として中学を卒業し、高校に進学するが、すぐに退学になった。
あまり大声では言えないが、平たくいえば問題を起こしたからである。
その後は知り合いの紹介で建築会社で働き始めた。
15歳で社会に出たということになる。
なんとも昔から要領だけは悪くなかったので、すぐに役立てるようになった。
ただ別に自分が特別な存在であるわけではなく、代わりがいくらでもいることは重々承知していた。

そんな会社を18歳の時にやめた。
理由なんかは特にない。
ただ理由があったとすれば、何に対してもやる気がなくなってしまった。
酒、タバコ、女、博打
そんな中身のない話ばかりをする人間ばかりのところでよく三年も耐えたとは思うが。

そして今の会社にバイトで入った。
要領の悪い人間しかいない会社だったので、評価はすぐにされた。
中卒で商社の正社員だ。頑張った方だろう。

ただその仕事にも飽きがきて、なんだか人生丸ごと飽きがきてしまったから、最後にと思い此処に書き込みをしてみている。


ついでだから女性関係の話でもしておこう。

しっかりと交際をしたのは二人の女性だ。
14歳のときから2年間を隣町に住む友人の元恋人と
17歳から2年間を同じ市内に住む同い年の女の子とだ。
それ以外の子に関しては申し訳ないが語るほどの思い出がないのだ。

隣町に住む友人の元恋人とはひょんなことから出会った。
たまたま連絡先をしていって、たまたまその子が別れた彼氏が友達で、たまたま愚痴を聞いていた。それだけだ。それだけで好きになり、それだけで2年間を共に過ごした。
その子は凄く大人な印象だった。
ただ長く付き合ううちに大人な印象とはかけ離れた女の子だと知った。
我儘で、自分勝手で、流行り物好きで、気分屋で、すぐ泣いて、すぐ怒る。
そんな普通の年相応の女の子だった。
ただその子は凄く可愛くて有名だった。
別れてから数年経った今でも、自分は未だにその子の元カレだと言われる。正直複雑だ。

その後に付き合った子、同じ市内の同い年の女の子だ。
その子とは昔から知り合いだった。自分が隣町に住む友人の元恋人と付き合っている前からの顔見知りだった。
中学生のときなんかは毎日メールをして、夜になると電話をしたりしてたこともあった。
どちらともなく連絡を取らなくなって
連絡をとりはじめると毎日メールをして
また連絡を取らなくなる。
そんな日々を何年かの周期でずっと繰り返していた。
そして何度目かの周期で連絡を取るようになった17歳の冬に交際を始めた。
ああこの人と結婚するんだろうなと当時は本気で思っていた。恥ずかしい話だが。

2年の交際を経て彼女の方から別れを告げられた。
正直理由は今でもよくわかっていない。
別れて彼女に新しい恋人が出来ても彼女との関係は続いた。
会いたいと言われれば心が踊った。
好きだといくら言っても返ってこない返事に胸が裂けるかと思った。
それでも会った。身体だけの関係だろうと彼女を繋ぎとめていたかった。
彼女さえいれば世界の何もいらないと本気で思っていた。

そんな堕落した日々に終わりを告げたのが、彼女の海外留学だった。
元々知っていたことではあったのだが、フライトの前日に彼女に会って、身体を重ね、帰ってきたら戻ってきてくれと言った。

海外に行った彼女からしばらく連絡は返ってこなかった。忙しいのだろうと返事をただ待つ自分に歯痒さを感じながらも待った。
返事が来て連絡を取り出して、テレビ電話をした。
映る彼女の左の薬指には自分のしらない指輪があった。

ああ、きっと戻ってこない。

そう思った。
普段あまり表情を顔に出さない自分が動揺したのに彼女も気づいたようで、無慈悲にもどうしたのかと聞いてきた。

そんな指輪してたっけ?

失意の中で彼女に問いかけた。
彼女曰く、今の恋人からフライトの時に渡された物らしい。糞食らえだと思った。
ああきっと自分はただ無条件に好きでいてくれて、彼女の欲求と自尊心を満たす道具でしかないのかと思った。
ただそれでも彼女を未だに愛している自分が悔しくて仕方ない。
そんなことはない。きっとただ意味はなく付けていて本当は自分の所に帰ってくるんだと、そう信じたい自分が悔しくて仕方ない。

そして彼女からの連絡を一切無視した。
無感情になる為に自分の全てだった彼女との連絡を捨てた。そうすることで何か変わるんじゃないかとおもった。

何も変わらなかった。

彼女によって色付けられた自分の世界も今はモノクロで、子供の頃になりたくなかった働く機械みたいな大人になってしまって、生きる意味を見失って、でも誰かに聞いてほしいという甘えを持ってこんなところに筆を落としている。

もしこの文章を見ているのがキミならわかると思う。
俺はもうキミの前には現れないだろう。
何度も電話してきているのも知っていて出てないんだ。
電話に出たらきっと俺はまたキミに期待してしまうから。
俺の理想のキミを子供な俺は押し付けてしまうから。
でも愛しているよ。今でも。
キミの人生が幸多からんことを。

と書いたはいいが、きっと見るはずもない。届く筈もない。
届いたところでなんなんだって話なんだけどさ。


こんな長々と駄文にお付き合い頂けた方に感謝します。
変人の戯言だと思っていただいてかまいません。
これがきっとこの文を読んでくださった方との最後の交流となるでしょう。皆さんは全力で今世を楽しんでいただきたいと思います。
小学生でも中学生でも高校生でも大人でも、願うことはそれぞれではあると思いますが、皆さんにも幸多からんことを祈っております。
ご縁があれば来世で会いましょう。

2018/05/23
名前のない小瓶
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ななしさん

あなたが前向いていけますように。
vazakn
周りと違うことを感じながらそれを抱えつつ生きられたので、お疲れ様でした。

と送らせていただきます。
誰かに聞いて欲しかったのですね。
そして、誰かにわかって欲しかった。

想いは語らないとわかりません。
誰かに察して欲しくても先ず自ら発さなければ返って来ません。
察してくれる方など珍しい。

生きている内で、小瓶主様がまた返信をくださるならばそれは交流とも呼べますが、受け取っただけでは一方通行な想いであると考えます。

彼女に届けて何にもならないのだとしても伝えてみればいい。
後のことを心配しすぎてそのまま終わってしまった。
考えて躊躇し過ぎて動けなくなってしまったのだと感じました。

勿体無いなぁ。

形振り構わず愛してしまえばいいのに。
と僕は感じました。

あなたに幸多からんことを。
叶うならば、違うまま
分かり合えないまま
それを抱えたまま
天命を迎えられますように。
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