名前のない小瓶
あなたはあなたです。
あなたの人生はあなたが主人公です。
あなたしかその物語を進めることはできません。
人と人を比べたがるこの世界でそのことを意識するのは難しいです。
そもそも大会、というものも比べたがり屋の人間が作り出したものなんですから、もっと難しいですね。
でも一つ重要だと思うことがあります。
それは悔しさ、妬み、優越感を得るため、等々の感情から生まれるものには限界があります。
確かに悔しさをバネにして〜、というのは時に大事なことでもあるでしょう。
でもそれはそこまでしか行きません。
要するに、そういった感情から生まれるものは、それを見た、聞いた人にその感情しか与えないのです。
それではダメですね。
だからあなたは本来何をしたくて、何を伝えたくて、何を表現したくてその大会に挑んだのか見つめ直す必要があると思います。
ただそのクラスメイトに勝つためですか?
入賞して優越感に浸るためですか?
もっとその先のものがあるはずです。
それをしっかり芯を通してやっていけば結果がどうであれドス黒い感情なんて生まれないと思います。
私はそれを独創性って呼んでいますけどね。
独創性があるものは何かが伝わってきますし、どこか目を離したくない気持ちになります。
だからあなたは自分をしっかり見て自分の一生懸命を貫き通してくださいね。
人生自分なりに一生懸命やっていれば笑顔でいられるものです。