長女が自死してから、もうすぐで13年になる。
1日だって忘れた時は無かった。
思い出しては後悔し、辛い日々だった。
「何故、あの時…」
そんな思いばかり。
ちゃんと向き合う事も、抱きしめる事も
もう出来ない。柔らかな笑顔も向けられる事もない。
悩んで辛くて苦しくて、自死を選んだ長女。
バカな母さんでごめんね
もう少し待っててね。
必ず抱きしめに行くから。
名前のない小瓶
56056通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
13年も苦しんでみえるのですね。
娘さんはきっとお母さんを待ってるので、その日まで娘さんを思いながら穏やかに生きてください。
幸せになることが一番の供養だそうです。
ななしさん
娘さんきっと
お母さんごめんね。もう謝らないで。
って思ってる。
あなたが泣いて謝れば
娘さんも泣いて謝るのではないでしょうか。
いつかは必ず会えるから
謝りたいならその時直接謝ればいい。
その時たくさん話せばいい。
あなたはまだこの世界で生きなければならない。娘さんが安心して笑ってられるように、前を向いて生きましょう。
もしもあなたが娘さんを追うようなことをしたら、神様怒って娘さんに合わせてもらえないかもしれない。
前を向いて懸命に生きたら、頑張ったご褒美に自分が最後を迎えた日、真っ先に会わせてもらえて、その後そこそこいい生活させてもらえるかもしれない!笑
私はそう思って生きています。
私も自死遺族です。
1日も考えなかった日はないです。
たまに泣きじゃくってます。
それでも前を向いて生きようとしています。
一緒に頑張ろうよ。
ななしさん
私も息子を亡くしました。
13年も苦しんでいるんですね。
毎日死にたい気持ちと戦っています。
娘もいるので。
辛いですね。
ダークエンジェル
小瓶さんへ
亡くなった「娘さん」への思いの手紙を読ませていただきました、亡くなられた「娘さん」を13年間ずっと思い続けらてれきたのですね、さぞお辛かったかとお察しいたします。
私は20世紀の人間なので本来「無神論者」なのですが代々「黒祠」を祭る家の最後の当主=隠された神主みたいなものでもあります。
我が家の伝承は男系男子のみに口伝で伝えらるのですが
その中に「えにし」と言う言葉が出てきます。口伝によれば「えにし」とはこの宇宙の始まりにより款められこの宇宙の終わりまで続く「魂」の結びつきで。これは絶対に切れる事がないそうです。
簡単に言えば貴方と「亡くなられた娘さん」の結びつき「えにし」は永遠に終わらない訳です。
13年前「娘さん」の死によって「娘さん」として存在していた肉体は失われましたが。「娘さん」の「魂」とはまた新たな出会いが生じるはずです。
変な話でしょう。でもこの頃わたしは古い神をしだいに信じる様になってきました。
貴方がどう思われるかどうかは私には解りません。
でも款では、「えにし」は永遠に続くと「娘さん」とはまた会うことが定められていると解釈します。
「娘さん」が亡くなられて13年がたつとの事ですが13年と言うのは十二支(12年)+1年です。
当家の言い伝えによれば十二支の一巡、または十二支の十二通りの組み合わせの一巡(これは還暦60年として知られていますね)で娘さんは新たな肉体を得られたはずです。
私は貴方と「娘さん」との新たな出会いのサイクル「款」始まったのではないかと考えています。
後は貴方が準備を始める番かと思われるのですがいかがでしょうか。
準備といっても何もする必要はありません。
貴方と「娘さん」は永遠に離れる事はない訳ですから。
また「娘さんが」自死された事についても「娘さん」の「御霊」がこの出会いの款としてすでに選ばれたいたと解釈します。
当家は代々「自死」が多く、この数年の間だけでも「祖母」「従兄弟」など数人が「自死」しております。
貴方の悲しみが少しでも軽くなれば幸いです。
名前のない小瓶
先日、息子から自殺を試みたが、ロープが切れてしまい、死にきれなかった。と、打ち明けられました。
私も、子供の頃から自殺願望があったのですが、誰にも話す事無く、勇気もないので、タイミングを探し生き続けた結果、息子にそんな事を告げられ、私の心の中では、私が生きる事に期待などせずに、早く死んでおけば子供を産む事もなければ、息子に辛い思いをさせる事もなかったのでは?と、また罪を作ってしまった…と謝罪をする事でもなく、一緒に死んであげる事もできず、ただただ、ゴメンなさい。と、心の中で謝ってばかりです。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。