もう、どのくらいの時間が過ぎたでしょうか。
あなたは元気に過ごしていますか?
あなたから高3の時にラブレターをもらったことが
今も頭から離れません。
あなたが両親のいない日に家に遊びに来てくれと
言われた時にあなたの本当の気持ちが理解でき
なくて遊びに行くことができなかったことを
理解してくれるでしょうか?
ホントは、あなたと付き合いたかった。
だけど、当時付き合っていた彼女をふることが
できなかった。私はズルくて、そして怖かったの
だと思う。
あなたと最後に電車の中であったとき、あなたは
降車駅で走って逃げていった。それがあなたを
見かけた最後でした。
その後風のたよりであなたが一年浪人して
大学に行ったことを知りました。
私はあなたのように頭が良くないので専門学校へと
進み、そのまま就職しました。
あなたは大学を出た後、どんな進路を歩んだので
しょうか?
私の実家は、あなたの実家の近くにあります。
一度だけあなたのお母さんを見かけたことが
あります。
たぶん、いずれはお母さんのようになるので
しょうが、私の頭の中には、あなたの高校時代の
姿しか記憶にありません。
いや、ずっと時間が止まったままです。
いま、あなたがどこにいるのか知ることは
できませんが、きっとどこかで元気にしている
ことを願って・・・。