鬱を克服された方、又はそれを見ていた方へ
どのように克服されましたか?
出口はあるんですか?
当時の状況も教えてください
自分は学生で
鬱と共に成長してきたので
もはやこれは性格の一部で
そういう体質なのかなと思ってしまいます
思春期だからと言われても疑問を感じてしまいます
どうかご教授ください
名前のない小瓶
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ななしさん
「精神科医こてつ名誉院長のブログ」
テーマ/うつ 鬱
ぜひ一度ご覧になってみて下さい。
薬に頼らず完治させる方法はあります!
ななしさん
初めまして。
鬱を克服した、と言えるかどうかは分からないのですが。
学生時代(10代後半〜20代前半)まで鬱気味でした。
心療内科や精神科にかかって診断書をもらうほど重くもなく、
かといって適当な気晴らしで解消できることもできず毎日苦しかったです。
身近に相談できる人がいなかったので、図書館で軽めの心理学や哲学の本を借りて読んだり、ネットで情報収集したりしていました。
(時には気持ちを匿名ネット掲示板で吐き出していました。)
参考になりそうな本は、借りたり買ったりして読んだりしました。
哲学よりは心理学の方が実利的だと思いますが、とにかく読んでいました。
子どもの頃から生きづらさを感じており、
とにかく自分を責めずにはいられませんでしたし、生きている意味もわからず無気力状態でした。
自分がネガティブ思考に偏りすぎていることは自覚していました。
そこから脱け出せない自分に苛立ったり歯痒かったです。
そのネガティブ思考の根源をたどってみると
ベタではありますが、子どもの頃のトラウマだったり、育った家庭環境だったり。
わたしの場合、母が物事をとにかく悲観的に捉える人で、多大な影響を受けていたことに気づきました。
鬱気味だったりネガティブ思考にはまると、
その狭い枠の中でひたすらぐるぐるするしかなく、
抜け出すためには自分以外の、突拍子もない考え方が必要だと思いました。
「自動思考」や「認知のゆがみ」という言葉をご存知でしょうか。
心理学用語なのですけど
うまく説明できないので、検索してみてくださいm(__)mごめんなさい
ものの見方が偏ったまま固定化してしまっている、とでもいいますか。。
これらの言葉を知って、
自分のものの見方、捉え方が極端に偏っているのかもしれない、
どうやらもっと違う捉え方があるみたいだ、
こんなに自滅に追いやるほど強くネガティブに考えられるのだったら、
その思考を真逆の方向へ使ったら、どんなに人生が楽になるのだろう…
と、ふと思いました。
(なんでも馬鹿みたいに明るくポジティブになることとは違うのですけど)
そこから何度も元に戻りながらも、少しずつものの見方を変えていきました。
(強烈な刷り込みなので、根気よく何度も何度も)
まとめますと、わたしの場合は
本やネットで情報収集をし、自己分析したり、ものの見方や捉え方を少しずつ変えていった、ということになるでしょうか。
「変える」というより、考え方を増やしていきました。
「ものの見方は一つではない」という当たり前のことすら実はよく知らずにいたのだな、と痛感しました。
そして10年ほど経て、ようやく今、という感じです。
時にはお金を払ってカウンセリングも受けました。
今でも基本的には根暗です。
油断すると自滅思考になりがちなので、気をつけています。
ですが、自滅思考になったからと言って、自分を責めることはなくなりました。
きっとあなたは、真面目で優しくて思慮深い方なのだと思います。
それはもしかしたら生まれ持った気質で、変えられるものではないかもしれません。
でも、その気質を否定せず、自分を傷つけたり、追いつめる方へと持っていかず
自分の大切な一部分なのかもしれないな、
と頭の片隅に置いておくのもありだと思います。
出口があるとしたら、
ご自身が脱けたいという気持ちを持つことと、自分を助け出そう、という気持ちを持った時なのだと思います。
時間がかかるかもしれませんし、
案外近いところに出口があるかもしれません。
深刻になりすぎず、
時にはうまく手抜きをして
(意外と大事だと思うのです)
人の助けも大いに借りて、
少しずつご自分の気持ちを楽にしてください。
どんなことも完璧にこなす必要はないと思います。
できなくてもいいし、できてもいいし
後退してもいいし、立ち止まってもいいし
甘えてもいいし、甘えなくてもいいし
失敗してもいいし、怠けてもいいし
頑張りたかったら頑張ればいい…
こうしてここに書き込んでいるということは
ご自分を出口に連れて行ってあげたいという気持ちがあるから、
出口があることを知っているからなのだと思います。
屁理屈かもしれませんが、そう思います。
少しでも参考になれば幸いです。
ななしさん
私はうつを克服した学生です。
私がうつになったのも、自分の性格が原因でした。人に頼れず1人で頑張りすぎてうつになっていました。私の場合はうつになって、自分がうつであることをいろんな友達に告白しました。あと、自分の本能に従いました。まず、いろんな友達に話すということですが、私の場合は弱いところを見せまいと頑張りすぎてしまう傾向にあったので、正直にしんどいんよ。と言うようにしました。そしたら周りの友人が気にかけてくれるようになって心が楽になりました。2つ目に本能に従うということですが、私の場合、『あれもできてない、なんて自分はダメな人間なんだろう』と思い込む癖がありました。だから提出物等の必要最低限のこと以外はやりたいことをやり、食べたいものを食べて過ごしました。そしたらだんだん気が楽になりました。
とここまで私の体験をツラツラ書いたのですが、必ずしも主さんに当てはまるとは思わないので、まずは自己分析をすることをオススメします。なぜ自分は悲しいのか?ときには自分の過去にも遡って見てください。必ず答えはあるはずです。うつは不治の病ではありません。必ず治ります。大丈夫です!
ポチ
小瓶主さんへ
鬱病より少し症状の軽い
不安障害 パニック障害 過呼吸 閉所恐怖症を
患っていた人と ずっと過ごしていました
当時は 不安障害と言う
言葉があったのかは知りませんが
出逢った頃から
自殺願望の強い女性でした
家族とは全くうまくいかずに
自分の居場所もなく
付き合ってる頃から 死にたいとか言ってたので
ほっとけないのもあり
自分が面倒を見ようと一緒に暮らしました
当時は病院に通うこともなく 薬にも頼らなくて
でも そばにいて
話を聞くだけでも 症状は緩和されて
自殺願望もなくなって
同棲してすぐに 死にたいとかも言わなくなったかな
十数年 何事もなく暮らしていました
その間は 多少の不安定な部分はあったけど
話したりするだけで 収まる感じでしたね
職場のパワハラやいじめが原因で再発し
この一年が酷かったかな
発見が早かったから未遂に終わったことが二回
発見が遅れてたら....でした
この時は 心療内科に通って 薬も飲んでたし
薬は手放せない感じで常に携帯
過呼吸もひどくて 常にビニール袋も携帯
それでも 仕事を休んでずっとそばにいて
ずっと話を聞いたり こっちから話したり
仕事を休むのは
これは貯金があったから出来たことですね
気晴らしに出掛けたり 買い物いったり
美味しいものを食べに行ったり
少しずつだけど 良くなっていきましたよ
人それぞれに症状や
病気になった原因は様々だと思うので
断言はしませんが
一緒に連れ添った方は 克服したので
出口はあると思います
ただ 完治ではありません
また何かのきっかけで 出てくることもありますし
治ってきたかなと思っても
翌日に悪化するこもありました
一生付き合っていく病気ですし 再発もありますから
油断はできないと思います
体質と言うより 性格の一部
と言うのは あながち間違いではないと
十数年見てきた経験では そう思います
一緒に暮らして来た人は
不安障害ですけど
悲観的に物事を考えすぎてしまい 自分で勝手に不安になることが一番の原因で
自分を
不安になるように考えてしまう
悪い方向にばかり舵を切ってしまうので
その舵を 修正するように
たくさん話をすることで 理解してもらう
なんで逆に舵を切るのか?
ちゃんと説明して 納得してもらう
あと いろいろ話してるときに
悪い方向に舵を切ろうとするところを 修正する
これも しっかり説明して納得してもらう
今 納得してもらっても
数時間後には 勝手に悪い方向に舵を切って
一人で考え込んで泣いたりもしてましたので
また一から説明して納得してもらう
何回も何回も同じ話をしたこともたくさんあります
ただ
ちゃんと向き合って 話を聞くことで
症状は 緩和されることは知りました
一緒に暮らして来て思ったのは
そばにいる人に 話を聞いてもらえることで
近くに自分の味方が存在する安心感
ちゃんと話を聞いてくれて
いつでも頼れる安心感
それが一番なのかなと思いました
話してても 何でもかんでも うんうん同調するのではなく
否定するところは否定して
頭ごなしに否定するのではなくて
何で否定するのか?
ちゃんと説明することは 大事だと思います
薬や病院のお陰もあるでしょうけど
向き合って話をするのが 一番かのかなと思います
だらだらと書いてしまい
話がまとまってるのかわかりませんが
出口はあると思います
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。