私は浪速のベタなおかんです。
今日は娘が高校生として最後の
運動会でした。
私もですが、他の親たちも
気合いが入ります。
障害物競争では
パンを取ろうと飛び上がる
生徒たち。
もはやプロレスの様。
部活動別リレーでは
運動部が断然有利なので
勝手なペナルティが
つけられております。
そこは浪速なので
笑いをとってなんぼの世界。
サッカー部はドリブル、
最強の陸上部は笛がなったら
立ち止まってアホにならなければ
ならない。
書道部はバトンの代わりに筆を、
園芸部は草を持って走る。
クラス別リレーでは
特進の生徒の応援に
「頭で走れ!」と
もはや訳がわからない声援が
飛び交い、
エキサイトした親たちは
柵にしがみついての
応援、いや怒号か。
我が子であろうがなかろうが
もはや関係なく、
贔屓の組の子供に声援を送る。
大トリは三年生のソーラン節。
この時ばかりは
我が子が一番オーラがあるとか、
一番上手い、一番かわいいなど
もうどうにでもして状態。
一時、現実を忘れ、
汗だくになり、のどを枯らしての
応援。
たまにはアホになるのもいいよ。
家に帰ってきた娘が一言。
「誰かガラの悪いオバハンが
おると思ったら、おかんやった」
そりゃないわ。
うちの娘が一番、可愛かった。
贔屓目やなく、
どう見ても一番やった。