未だに自分の中で整理つかないから流す。
1年浪人して偏差値40の大学に落ちた。
自分はそこそこいいところの高校を出た。
憧れの高校だったから中三の時に月8万円の塾(夏期講習とかは別代)に頼み込んで入れてもらって、受かった。
片道1時間30分、定期代は1ヶ月1万円超えだったけど、反対を押し切って受かった。
でも、入ってみてあまりにも思ってたのと違うかった。勉強はついて行くのには耐えれたけど、まわりは塾通いばかりでテストの順位は伸び悩んだ。もちろん、努力すればいいという話だが、努力した結果がそれだった。
それからというもの、「こんな情けない自分にお金をたくさんかけさせてしまった」と罪悪感と死にたさでいっぱいになって病んでしまった。楽しかった勉強もストレスになった。
そうなってから、日数ギリギリで卒業した。
クラスの全員が"四年制大学"に進学する中、たぶん自分含め3人くらいしか浪人していなかった。
自分はお金がかけれないと思っていたから、宅浪した。模試もずっと受けなかった。
しかし、ずっと 死ななきゃ 早く死ななきゃ!と感じてゲームに逃げていた時間が多かった。今になって思えばただの怠けだと思う。
でも大学受験を受けたかった。センター+国立だと32000円かかる。正直、自分でそんな学力はないと思っていたからお母さんに頼み込んで私立35000円の受験を選んだ。
お母さんは優しくて他県の受験のためのホテルを奮発してくれた。それから、新幹線のチケットも取ってくれた。たくさんお金がかかった。
大金を1度の受験で使ってもらった。
こんなにお金を使わせてしまったのなら、せめて受からなくちゃ!と久しぶりに奮起になった。
結果は不合格。受かると思ったけど、受からなかった。自殺しよう!と決意した瞬間でもあった。
ほかの大学も受けたいと頼んだこともあったが、受験料だけで合計70000円かかることと、そもそも受かるところなんてないというまっとうな判断で 別大受験の話はなくなった。
今年受験して受かれば、二浪だが新卒であると就職で有利になる。でも正直、(疲れることもしていないが)もう疲れた。
なので、この1年間でバイトしてお金を貯めて、資格を取って、働こうと思っている。
そして、お母さんに今まで育ててくれた分のお金を返して、お母さんが寿命で死んだら、晴れて自分はこの世から卒業できるのだ。
名前のない小瓶
57695通目の宛名のないメール
小瓶主の返事あり
お返事が届いています
ななしさん
そんな悲しいこと言わないで。
お母さんは、あなたにいくら使おうとそんなこと全然平気!
それが母親です。
あなたが、大学に落ちても、働いても、結婚しても、あなたが何をしても、お母さんは、あなたが元気でいてさえくれればいい。あなたが、幸せを感じてくれたら、お母さんも幸せ。あなたはお母さん想いの人だから、優しい人だから、お母さんは幸せなはず。
あなたが人生を楽しんでいる姿を見たらもっと幸せになれるはず。
子供はお金のこと、そんな気にしなくていい!
ななしさん
とても親思いの素敵な方ですね
私の親も無理してお金を私に注ぎ込んでいます
それが私への投資だって言って。
だから決して道を踏み外せないっていう恐怖と闘い続ける毎日です
でも親は多分私たちが道を踏み外したとしても死んでまではほしくないんじゃないかな
って勝手に思ってます。だって死んだら投資も元も子もないですから
生きることがなんだかんだ一番の親孝行じゃないですかね
うさぎ1201
お母さん想いのすごく優しい方なんですね
自分のために生きて、お母さんと2人で幸せになってください
今まで勉強と向き合ってこれた
ガッツがあれば。なんでも出来ると思います
自信を持って下さい
でも、頑張りすぎないでくださいね
名前のない小瓶
(小瓶主)
小瓶主です。
お返事をいただいて、読ませていただきました。
なんだか「そうなんだよ、自分は頑張ったんだよ(;_;)」と久しぶりに自分を慰められる経験になったと思います。
また少しずつどうにか動いていきたいと思います、ありがとう。
ななしさん
お疲れ様
バイトがんばってね
たまにはお母さんと美味しいものでも食べるんやで
名前のない小瓶
大学へ行くだけが成功ではありません。
1つ、技術や資格を身に付けて経験を積めば、就職できます。
勉強のできる小瓶主さんなら、きっと大丈夫。何か興味があるものは無いですか?
同級生がどんな道を行っても、関係ありませんよ。
優しいお母さんのためにも、小瓶主さんが幸せになってください。
緑茶の葉っぱ
私はたくさん自分にできる努力をしている小瓶主さんをすごく尊敬するなあと、手紙を読んで感じました。
思うように勉強ができなかったということですが、合格点しなきゃと焦りや不安でどうしようもなくなっている小瓶主さんにとって、ふつうの行動じゃないかなと思います。今まで努力してきても、結果が出ず、これ以上、勉強をするという努力を続けても希望が見えなくなっているのかな…と。
私自身も真面目に毎日勉強しておけば、受かるだろうと思っていましたが受かりませんでした。合格が目的になって、大学に入学してから何がしたいか。というその先を見据えることができていなかったのかなと自己内省しております。
バイトをして資格をとってお母様に育ててくれた恩返しをしていく。とのことで、いっぱいいっぱいな状態でも自分のことだけでなく、周囲の人のことにも目を向けられる優しい人なんだなぁと思いました。
今、小瓶主さんが目標にしている卒業も、いろんな人と関わることで、少しずつ変化があればいいなぁと願っています。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。