ななしさん
死にたい気持ち、よくわかります。死にたいと口にすると落ち着きます。おまじないというか、気が楽になります。今はそれだけ追い詰められてるんだなと自分で理解できるというか。
『死にたいぐらい苦しい。助けてほしい。上手く話せない』というメッセージでもあるし、とにかく誰かに聞いてほしいというか。ですから『なら死んで』と追い打ちをかけてくる相手が誰であろうと、たとえそれが親であっても許せません…
昔はよく自分の親の肩を持ちました。脅されても、虐待されても、性的暴力をうけても、どんな酷いことされても、親をたてて、『親もしんどい中、辛いんだろう』と被害者なのに加害者側の立場にたとうとしました。
でも、どんな事情であれ誰かを傷つけていい理由なんてない。誰かを苦しませて『それは仕方ないね、傷つけていいよね』なんて、暴力が許されることがあってはならない。この答えにたどり着くまでとても時間がかかりました。自分が間違っている気がしてくるし親を悪く言う事情はこの国ではほぼ許されないからです。今でも苦しんでいます。
自分の親が理解してくれないことに苦しんできましたが『もういいか…この親は』と自分のほしい安心がこの親からはもらえないと悟ると、『この親を、自分の親と認めるかどうかは自分が決めたらいいな』と思いました。
狭い世界の中で生きてきたけど、世の中にはあなたの気持ちを受け止め、味方でいてくれる人は必ずいます。しんどい事が続いたり、調子が整わないと死にたくなることはあります。
あなたは間違ってませんよ。あなたの親は間違っています。あなたは自分の気持ちを言葉にしただけです。