名前のない小瓶
まず、私は貴方が生きていてくれて嬉しいですよ?
周りが嫌いで仕方ないんですね。
本当ですか?
本当にみんなの事が嫌いなんですか?
もし、そうでもそうじゃなくても、『みんなの事が嫌いではない』ということを仮定して聞いてください。
貴方は人が嫌いなのではなく、見えない愛と崩れる恐怖に不安を覚えているのでしょう。
愛は本当は見えているのに、信じられないから見えなくなる。
見えないから崩れていく。
貴方は絶対1人ではありません。
だって、今私がここにいる。貴方と言葉を交わしている。貴方に生きていてほしいと思っている。
こんな風に、実は貴方の周りにも、貴方を愛している人がいるはずです。
貴方はいつか、とっても優しい人に出会って、沢山の愛をもらって、世界一の幸せ者になってください。