高校に入学してから3ヶ月以上経った。
今、私が通ってる高校は地元からも離れていて下宿して通ってる。将来のためだって思って、地元を離れた。みんな頑張れって言ってくれた。ほんとに素直に嬉しかった。
でも、入学して気づいた。やっぱり地元の方が良かったんじゃないかなって。
将来の夢のことを反対されていたから、決まるのもすごいギリギリで、他の人との差。最初の実習で気づいた。
それと同時に、才能なんて1ミリもないんだって気づいた。
才能は元々ないだろうって気づいてた。でも、諦めきれなかった。
なんで諦めなかったのか、もう理由すらわからない。
クラスにも馴染めなかった。多分、みんな早くにこの道に進むって決めてた。私みたいにギリギリの人はそういない。
それに、馴染めない。頑張って馴染もうとしてるけど、正直辛い。
一応、部活にも入っている。でも、そのうちの一つはクラスの人の半分が入っている。
だから、辛くなってやめた。成績が下がろうが、このままだとほんとにわからなくなると思ったから。
一応、もうひとつの部活には仲のいい人もいるし、楽しい。
でも、たまに一人になると思う。なんか変だって。
今まで、人間関係が上手くいくことはほとんどなかった。
唯一、中三のときのクラスで上手くいった程度。
だから、正直怖い。
そもそも、私みたいな人間が上手くいくはずない。
才能の欠片もなくて、何やっても上達しない。どんなに頑張っても失敗する。方法変えても全然ダメ。勉強も運動も何もかも平均未満。
中三の時のクラスは、人数も一学年120人いないし、狭い町だったから元は別の小学校だけど顔見知りの人もいる。それに三年間もいるんだから上手くいった。
今回は三年どころか全員始めて合う人ばかり。まあ、わかってたけどさ。
だから、上手くいくはずないんだよ。どう考えてもおかしいんだよ。
だから、ものすごく怖い
ついこの間、部活の先輩に「ほんとは友達欲しいんじゃない?」って言われた。
咄嗟に「欲しくないです」って答えてしまった。
ほんとは欲しい。本当の友達っていうのがどういうものかを知りたい。それに、何故かふいに寂しいって思うようになった。
そんな寂しいとか無縁だってずっと思ってたけど、まさかこんなとこで知るなんて思ってなかった。
寂しいなんて思ってもどうにもならないのに。ここじゃ、思うことしかできないのに。
それに、学校に行くたびに何故か頭が締め付けられるように痛くなってきた。
昨日、始業式だったけどそのときもずっと痛かった。
部活に行くと少し和らいだけど、それでもまだ痛かった。
偏頭痛の痛みじゃない。この痛みはなんだろう。
正直学校行きたくない。休みたいけど休むと親から電話掛かってくるから極力休みたくないんだけどな…。
身体が言うこと聞いてくれなくて、結局、今日は休んでしまった。
幸い電話は掛かってこなかったけど…。次は掛かってくるかもしれない。
電話掛かってきたら理由話さないといけないから、ガチの理由は話せなくて、体調不良だって言うしかない。まあ、実際体調悪かったけど…。
来週からどうやってけばいいんだろうな…。
名前のない小瓶
59389通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
私は今年中学2年生。
小学6年の頃家族で引っ越しして、今は中高一貫校に通ってる。
去年は、なんとかいつメンまでできたけどみんな離れて、部活同じ人もいない。
自分から話しかけるの苦手だからぼっちに。
まだ2日終わっただけだけど、お弁当食べよって誘える人すらいない。
他にぼっちの人いるけど、クラス内に話せる人はいる。
小5の頃馴染めず半年間ぼっちだったから
その頃を思い出すともう無理。
勉強もついてけないしどうすればいいのか(泣)
学校行く電話で私も緊張で吐き気と震えが止まらないんです。
お互い楽しい生活が早く送れるといいね!
名前のない小瓶
(小瓶主)
コメントありがとうございます。そういうことを言ってくれる人がいると凄く嬉しいです。
ななしさん
ホームシックをこじらせたかな、と思った。
今まで小さな街にいたなら、皆身内みたいなものだったろうし。寂しいと感じなかったのはその環境のせいで、本当は寂しがりやなタイプだったのかも。
親には正直に言わないとね。
心配かけたくないかもしれないけど、お金出してもらってるでしょ?プロを目指すなら、スポンサーに嘘や誤魔化しは駄目だよ。
明らかにただの風邪なんかじゃない、勉強の気力にも支障が出るレベルの頭痛がすると、ちゃんと言ってね。隠すのはそれだけでストレスになってしまう。
それで早く病院に行って治して、また勉強しようよ。
夢は、困難な時ほど本気度がわかるものだと思う。
まずは夢を叶える為の勉強を続けるにはどうしたらいいかを最優先で考えた方がいい。
それよりも、友達とか部活とか別のことで気が散るとしたら、それは夢じゃなくて、ただの憧れだったかもしれない。
きつくてごめんぬ。
名前のない小瓶
慣れない環境で頑張っているんですね。小瓶主さんは偉いです。
寂しく思うのは弱さではなく、学校を休むことも決して悪いことではありません。むしろ行きたくなければ休んでください。ご自分を大切に、どうか責めないでくださいね。
小瓶主さんよりほんの少し長く生きている経験からお伝えします。本当の友達は、できるまで焦らず待つといいと思います。いつ本当の友達になれるかはわかりません。
今まで人間関係で失敗したとしてもそれは小瓶主さんに合わない人だっただけです。心配しすぎる必要はないと思います。
取り繕ったりするのではなく、そのままの小瓶主さんでいればきっと大丈夫です。
的外れでしたらすみません。私が小瓶主さんくらいの頃と境遇が似ていたものでつい反応してしまいました。
小瓶主さんにとっていいことがありますように。
冬
才能を見限るにはまだ早いのではないでしょうか。
主さんは、今までなんでも一人でやって来たのでは?物理的なことはもちろん、気持ちの処理も。
でも新しい環境に慣れることで、本当に欲しいものも自然に出て来たのでは?
家族と離れて一人で暮らすってやっぱりどこか緊張してるのではないですか?
人と比べない、ひと月前の、なんなら3ヶ月前の自分を振り返って見る程度でいいんだと思うよ。
少し疲れてるのかもね、どうぞ好きなことをして、適当であることを自分にら許してあげてね。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。