劣等感に苛まれています。
僕は、国立の中高一貫校に通っています。僕の学校は偏差値がとても高いので、周りは頭の良い人ばかりです。
そもそも、高校に合格したのもまぐれなんです。入試直前の模試の判定でも、受かる見込みはかなり低かったです。自分の実力以上の高校に運良く入らせてもらったようなもんなんです。
学校には、勉強もできてスポーツもできるオールマイティな人がたくさんいます。それにひきかえ、僕は勉強が周りより劣っているのはもちろん、スポーツもあまりできません。他の人に勝てるものが何もないです。別に他人より優っていたいとかそういうわけじゃないんですけど…
周りは良い人ばっかりで、頭良い自慢とかも全然してきません。それだけに、なんか辛いんです。
不登校になりそうなほど大袈裟な問題じゃないんですが、このまま劣等感を引きずったまま高校生活を送っていくのも辛いです。
なんでもいいので、返事をいただけるとすごく嬉しいです。
名前のない小瓶
59530通目の宛名のないメール
お返事が届いています
名前のない小瓶
人と比べ続けていると一生、
負のスパイラルからは
抜け出すことができません。
自分(あなた)は自分、
他人は他人です。
状況を逆転させたいなら、
成功した自分を想像しながら、
自分は自分、他人は他人と
いう言葉をどんなときでも
忘れずに、日々全力で
物事に取り組んでください。
初めは実感が薄いですが、
次第に手応えを感じられる
ようになっていきます。
すぐには感じられなくても、
実力は必ずついてきます。
絶対に焦らず、気長に待つ、
余裕を持つぐらいが
ちょうどいいです。
ななしさん
いやいや、実力なしに運良く受かるとか、そうそうないと思います。
判定が悪かろうと、受験では合格できているのだから、学校が求めている実力は満たしているからこそ入れたんだと思います。
学校の他の人と比べずとも、偏差値の高い学校に入れた自分に、普通に自信持っていいと思いますよ。
あとは、勉強やスポーツ以外に何か自分の良いところを見つけるといいと思います。
人と比べて勝つとか負けるとか、そういうことではなくて。少し面白く話ができるとか、相槌がちよっとうまいとか、本をたくさん読むとか、こんな趣味をもってる、とかでも。
人と競争するものより、オリジナリティあるものを自信のよりどころにしてると、心が楽ですよ。
サクラサク
あなたはとても優しく、繊細な人なんですねぇ
あまり気負い過ぎることはないと思いますよ?受験に合格したのもあなたの努力の結果じゃないですか!自信持って良いんですよ!!
周りにいい人ばかりなのも、あなた自身がそんな人たちを惹き付ける魅力のあるひとなのですよ??
まあ、そういう私も専門系の学校で才能の差をまざまざと見せられました。授業にもついていけず、友達に助けられてばかりでした。なのに、私は助けてくれる友達に対して「本当は下手すぎるって笑ってるかも」なんて卑屈になることなんてよくありました。
私は、そんなとき冗談めかしく「みんなできてすごいぃ!!私できない!うらやま!」何て言ったりしてました。そしたら周りは私の知らない私の良いところを教えてくれるんです。私は〇〇のどこが羨ましいけどなぁってよく言われました。
みんなそれぞれ劣等感は抱えてるものです。それを少しでも軽くできるかはあなたの行動、心掛け次第だとは思いますが、陰ながら応援してますよぅ!!
ななしさん
合格おめでとうございます。
一貫校の外部入学はすごいですよ。運だけとは思えません。
若い頃に自分より優れた方に会っておくのは、とても良いことです。
一般的な高校生の平均で考えたら、あなたは充分上位に入る方だと思います。
そのあなたが、模試で合格ラインにあった学校に入り、さほど努力せず上位に居続けることが出来ていたら、今のように自分のいたらなさを深く考えることはおそらくなかったでしょう。もしかしたら少々調子にのり、お山の大将、井の中の蛙状態になってしまっていたかもしれません。
優れた人との触れ合いは、自分に不足していること、学ぶべきことを気づかせてくれます。
主さんの小瓶を通して感じたのは、本当に素直で、ひねくれた歪みのない方だなということです。
他人の長所を素直に認められるのは素晴らしいことです。その素直さは学ぶ姿勢にも、きっとプラスに働くはずです。
能力差、得意不得意は誰にでもあります。人柄や人間関係に関しては、思いやりや洞察力など、数字に表れない能力だってあります。勉学でもそれ以外でも、あなたの新たな得意分野がこの先見つかるかもしれない。悲観することはありません。
まだ始まったばかりです。いきなり頂点に立たなくていい。まずはあなたの手の届く範囲いっぱい、転んで悩んで、自分の伸び代を楽しみましょう。あなたなら出来ると思います。
実り多い学生生活となりますように。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。