名前のない小瓶
すごく分かります。不足感。無価値感。
外から補いたくなる衝動。もし、何かを
見つけて補充できたとしても、また次の何か
を探すことになるんでしょうね。それでも
欲しいですよね。無価値感から始まっている
のだとしたら、その視点を移動させた方が
早いでしょう。何かを手に入れれば価値が
手に入る、認められる、愛されるという
おそらくは幼少期の記憶があって、それを
何度も再現している。そもそも価値は外側
ではなく、自分の中にあるものです。自分の
記憶が脳内に映した映像が現実の全てだから。
逆に意識しないものは無いのと同じです。
無価値感をなくそうと思うと逆に強く感じて
しまいますから、思わず心が奪われるような、
好きなもの、やりたいことに視点をずらす。
それができるようになると、いつの間にか、
無価値感が意識から外れて、外側から手に
入れなければという思いも消えてしまうの
ではないでしょうか。
ただ渇望って若さというか、人間らしいとも
言えますね。