長文になります。
フリーランスのグラフィックデザイナーをしています。年齢は30代です。つい最近勤めていた会社を辞め、縁あってフリーランスとして働き始めました。
とても順調なスタートをきることができ意欲にあふれていました。ある時少し難解な案件に関わることになり、先方含めかなり苦労したことがありました。先方担当の方はおそらく気を遣ってくださり、見積りは青天井でOKです。と言ってくださりました。
私はお言葉に甘える形で遠慮なくあらゆる労経を鑑みた見積りを提出しました。あくまで見積りですので何かあればおっしゃってくださいと加筆もしました。
ここから先が私にとって少し悩みどころです。先方担当の方はひとまずOKと言って何日か新規のお仕事が無い状態が続きました。またしばらくして電話があり、私が提出した見積りにさらに上乗せして支払うと言ってきました。また他にもあれこれと関わった案件について清算をして欲しいと頼まれました。私はだんだんと心配になってきました。遠慮なく見積った事で相手との信頼関係にヒビが入ってしまったのではないか…。手切れ金のつもりでお金を支払おうとしてるのではないか…と。
その後、私に来た連絡は、案件が多くなってくるから、別のデザイナーを紹介してもらえないか?という連絡でした。これって…?と思いましたが、私を切るのならわざわざ私には頼まないか…と自分に言い聞かせています。
普段ひとりでいるため、客観的に自分の立ち位置がわからなくなってしまいました。上記をお読みいただいたうえで、ご意見などいただけたら幸いです。
ちなみに先方担当の方はとても良い方です。仕事を辞めた途端に私はに声がけしてくださいました。
ななしさん
私は広告会社のADでしたので、状況を把握できます。フリーランスの方とは仕事した事はないのですが、案件ごとに協力会社さんにお願いしていました。仕事を依頼する側としてはフリーの方とデザイン会社さんとで対応は変わらないと思いますので、あくまでも私の肌感覚ではありますが、お悩みの件、解釈してみたいと思います。
先方のご担当の方は営業さんでしょうか?
制作物はその会社の自社制作物ですか?それとも他社の制作物でしょうか。
制作物には予算があります。
自社制作物なら予算内。
他社制作物なら利益を残さなければビジネスとして成り立ちません。
どちらにしてもデザイン料には上限があります。
青天井というわけにはいかないかなと思います。
最初に仕事内容と予算、スケジュールを確認した方がよいので、私はこの時点で事前見積りをもらうようにしていました。
作業内容に未確定要素があるのも事実と思います。その未確定部分で作業量が積み重な困難な仕事になる。ままある事です。
その場合、依頼した側としては、デザイナーさんの頑張りに報いたいので、事後見積りをもらいます。
事後見積りを見て、今後どうするかを決めます。
遠慮なく見積っていいのですが、先に挙げた予算ですね、予算にハマらないとキツイのです。
今回の件は先方さんの予算にハマっていたかどうかわかりませんが、上乗せすると仰っているのですよね、とすれば予算内ですかね。
これは先方さんに聞かないとわかりません。
他の案件を精算して欲しいと言うのは、下請法があるからではないでしょうか。発注から何日以内に下請さんに支払わなければ下請法違反の罪になります。
特にフリーランスさんに対しての支払期日は早かったように思います。
このあたりも先方のご担当者さんに聞いてみたらいいと思います。
また、下請法では、仕事が終わった後に不利益になるような値切り行為を禁止しています。
ですから、見積りの金額を支払う必要があります。
案件が多くなるから他のデザイナーを云々というのは、その通りなのでは?と思います。
マンパワーが不足してスケジュールが遅れたりすると仕事に支障が出るからです。それなら気の合う人を紹介してもらって一緒にやってもらった方が、こちらもやりやすいですし。
以上か私の肌感覚による解釈です。
不安になってしまうのはわかります。
がしかし、ご本人さんは先方ご担当者さんを良い方だと思っていらっしゃるのですから、それを信じて色々とご不安な点について聞いてみたらいかがでしょうか?
信頼関係も深まると思います。
私なら大歓迎です。
応援しています!