統合失調症の陰性症状がつらい。
何もする気がしないけれどそういうわけにもいかないし、このままやっていけるとも思えない。端的にいって社会の歯車になるのに突然動かなくなるかも知れない奴なんて雇ってもらえない。
自殺したいけれど最後の一蹴りがどうしても踏み切れない。最後の椅子が蹴れない。ロープを首に掛けるまでは出来るのに、最後の椅子がどうしても蹴れない。
大学のカウンセラーも保健室の先生も死んではいけないというけれど、どうしてそんなに命が大切に思われているのか理解できない。
やりたいことが無い訳じゃ無いけれど、それが出来るほど気力がわかない。何もしたくないけれど頭だけきりきり動いて落ち着かない。やらなきゃいけないこと、やりたいこと、そういうのが多すぎて訳が分からなくなる。
本当はずっと寝ていたい。何も考えたくない。そうするわけにはいかないから、死ぬしか無い
わからない。それだけで死にたいと言うより、他の問題が一杯絡み合っているような気がする。でもそれを上手く言葉で表現出来ないし、それを明らかにしても、結局環境のせいにしているだけで自分が悪いと明らかになるのが一番怖いのかも知れない。
いままで流した小瓶は全部匿名だったけれど、この小瓶は一応名前付きで流そうと思う。前の小瓶で、他の流したメッセージを読んでみたいという人がいたからだ。それが果たして良いことなのか分からないけれど、このサイトに来てから4年くらい、なにも良くなっていない気がするからとりあえず他の方法も試してみようと思う。
前に流した小瓶を名前付きにすることが出来るのだろうか? 分からないけれど、この小瓶を流したら試してみようと思う。
統合失調症の陰性症状も、本当は唯の甘えなんじゃないかと思うととても怖い。
都合の悪い情報を自分で弾いているから陰性症状なんていう物に頼っているのかも知れないと考えると何が正しいのか分からなくなってくる。
自分の事は自分しか分からないし、他の人はもっとつらいのに耐えているのかもしれない。自分のは全部甘えなのかも知れない。分からない。そうは思いたくない。
本当は甘えたい。模範的な母親のような人に会いたい。自分が虐待されていたからかもしれないし、唯自分が甘ったれなのかも知れない。わからない。間違っている行動を否定されても、人格を否定しない人に会いたい。でもそういう人がこの世の中では少なくて、理不尽なことにも耐えるのが必要で、他人は他人だと割り切れない人間には生きていけないと知ってはいるけれど、それでも自分の幻想が捨てられない。
結局死ぬしか無いと思うけれど、そこに至るまでの過程が説明できない。頭の中に絶望というか、失望みたいな回路がある気がする。その正体がよく分からなくて、多分それは子供の頃の虐待が関係しているような気がするけれど、兄は俺より遙かにまともだし良い大学に行っているし、それだけでは説明がつかない気がする。自分だけがなにか劣っていて、そのせいで勝手に苦しんでいる気がする。だったら本当に死ぬしか無い。
ななしさん
はじめまして。
統合失調症の陰性症状がどのようなものかわからないままお返事をしては失礼かもしれませんが、小瓶主さんはご自身を客観的にみようと努力されているんだなぁと読んでいて伝わってきました。
きっと統合失調症と診断されてから、どういう症状があるかとか自分に当てはまるものは何かとか、たくさん調べたりしたのではないかと思います。
何も考えたくない頭をフル回転させて、ぐるぐる考えて考えて、いろんな考えがたくさん思い浮かんで、まとまらなくて苦しいのかな、とも思いました。
読んでいて、自分に置き換えてみると、同じことを何度も何度も考えてしまうと、それがどんどん積み重なって、気付いたら押し潰されている感じなのかなと感じました。
そんなときは、私の場合は、そうやって自問自答するのが今世の使命だと思って、今日の分はおしまい。って眠るようにしています。また明日同じように頭がいっぱいになるのだとわかってはいるのだけれど。
「明けない夜はない」ってよく励まされるけれど、じゃあいつ明けるの?って、いつ助けてくれるの?いつになったらこれは終わるの?って思います。それより、「夜明け前が一番暗い」の方が私は気に入っています。夜明け前の密やかな空気感やこれから射し込む光が感じられるようで、ほんの少しだけ暗闇も好きになれます。
結局うまくお返事まとまりませんでしたが、小瓶主さんのお手紙を拾ったものがここに確かにいることだけ、知ってもらえたら幸いです。