死にたいと何度も思った。
リストカットにも手を出しそうになった。
ODは何度も経験した。
そんな私が、今では何もせず居られるようになりました。
部活でギターを弾いていたため、リスカをするとフレットが抑えにくくてリスカはしなかった。
でも、定規の角とかで皮がめくれて蚯蚓脹れになるくらいまで引っ掻いた。
胃腸が弱いからって持たされてたビオフェルミンを、1回に50錠飲んだ。お腹痛いし吐き気と下痢止まらなくて死にそうだった。でもすぐ治ってしまって、つまらなかった。
そんな私が自傷行為をやめた理由は1つです。
献血がしたかったから。
数年前に父が大腸の病気で入院した時に、病院で飛び交う「輸血がどうのこうの」の話がずっと気になってて、調べるようになりました。
輸血になる血液って、16歳以上なら献血できるんだってその時に知りました。
当時私は17歳、基準を満たしていました。
でも、生傷があったり、服薬があったり、なにか治療中だったりすると献血ができません。
そこで私は、1回やってみようと献血したい日までの1ヶ月間、自傷行為を抑えてみました。
正直言って辛かった。
血を見たかったし、何もかも忘れてしまいたいってぐしゃぐしゃした時もあった。
でもなんとか紙を破いたりすることで発散して献血に行くことが出来ました。
献血でチューブを流れていく血液の赤を見た時に、こんな私のでも役に立つんだって嬉しくなって、泣きそうになりました。
ずっと見つけられなかった生存意義を、そこに見出すことが出来たように思えました。
それ以来、たまに自傷行為に走ることはあるけど、前よりは格段に回数が減りました。
血が見たければ我慢しておいて献血にいく。
そこには求めるものに加えて生存意義もある。
私にとって、献血はベストな脱自傷行為だったのかもしれません。
今では献血回数が数十回になり、いつも行く献血ルームの方とも顔見知りになるほどです。
長々と書いたけど、もし私のように献血にチャレンジする勇気がある人がいたら、是非チャレンジして欲しい。
我慢できなければ仕方ないかな、くらいの気軽さでいいと思います。
そこに無理は必要ないと思うから。
でも
少しでも救いを得られる場所を探しているなら、私は献血をおすすめします。