ななしさん
優しくされて不甲斐なかったり、自分が情けなかったり、そういう思いがあると思います。大丈夫、まずはうつ症状をゆっくり治しましょう。
今は、消えてしまいそうなぐらい苦しくても、一生その状態が続くわけではありません。一刻も早く、その苦しみから抜けられるように、今はどれだけ甘えたっていいんです。
そうしてまた立ち上がれる日が来たとき、それは最高の親孝行になるはずです。
今は休んで大丈夫、ご両親がそう言ってくれるのは、あなたに期待していることが「受験に合格する」ことではないからです。
浪人だって、「ご両親が浪人して大学に入ってほしいと思っている」からしているのではなく「ご両親があなたの行きたい学部に入ってほしいと思っている」からしているのじゃないですか?
だから、あなたが浪人しても、もし大学受験を諦めても、失望されるんじゃないかと心配しなくて大丈夫です。あなたが行き着いた先で笑えればいいんです。
ご両親だって一度きりの長い人生、いろいろな経験をします。子供が受験に失敗したり、病気になったり、そういう覚悟はきっと、あなたが生まれたときからできています。
よくしてもらっているのに死にたいと思う自分が憎いようですが、悪いのはあなたではありませんよ。うつ症状の出ている人はみんなそうです。うつには様々な原因があって、心理的なものもありますが、単純に日光を浴びていなかったり、あるいは何の原因が無くてもなる人もいます。あなたが弱いからなったわけではありません。あなたのご両親もそのことはよくわかっていらっしゃるはずです。あなたのお友だちも、心配こそすれ弱いだなんて思いませんよ。そういうものです。まずは言えることだけでもいいので思っていることをご両親に話してみましょう。あなたがどう思っているのかわからない、それが親御さんにとっては一番不安です。
大丈夫。あなたはこれから幸せになれるよ。