ふわっと、死にたい気持ちが出てくる。
友達と話しているとき、楽しいのにふわっと虚しくなる。
これからやりたかった遊びをしようとしているのに、何故か虚しさがあって、気付かないふりをした。
今していることより楽しいことがあった気がして思い出そうとするけど、それは今していることで、楽しいことなのにすっと冷める。
休日に、何かをしようとする。有意義な楽しいことを。何をすればいいか分からなくなって、また虚しくなる。
結局だらだらと過ごしてしまって後悔する。
たまに、急に、鳩尾の辺りにふわっと、嫌な感覚が出てくる。
そこまでは強くないのに、何もやりたくないような、全て無意味なような、早く死にたくなるような、そんな感覚が出てきて、また虚しくなる。
たまに人が恋しくなるけれど、実際は関わるのはすごく疲れる。
ネットで親しくしていた人もいたけど、返信がめんどくさくなったり、色々ともやもやしてダメだった。
なんだかもう、心から楽しめることなどないような気がする。
やりたいこと、会いたい人はいるけれど、叶った時にまた虚しくなる気がして少し怖い。
生きてまでやりたいことがないことに気づいてしまったせいかもしれない。
続きを読みたい本も、もっと食べたい食べ物も、続きが気になる漫画もある。
会いたい人も、尊敬する人も、好きな友達もいる。
ただ生きてまでやりたい、会いたい、というわけでもない。そう気づいてしまったときはとても虚しかった。
出来るだけ早く死にたいとは思う。
だけど普通に生きられるし、生きている。
『死』というものは私の中で憧れのようなものになっていて。
決めた時に、私の中でずっと落ち着いているもの。
一番しっくりくるもの。
唯一実現出来る、非現実的なもの。
上手く言えないけれど、そんなもの。