私は22歳大学生で今年の春に就職を控えています。
時折父親と一人暮らしについて話をするのですが真っ向から反対されます。
私が24歳くらい、いや今からでも一人暮らしをしたい!と言うと
ダメだ!と最初は強く言われました。
理由が一人暮らしは色々と大変でお金も貯まらないから、30歳くらいまで家にいてもいいだろ!結婚するまでいいじゃんと……
もちろんお金は自分持ちで、ある程度の資金は蓄えてます。
意味がわかりません。
ここまで来ると気持ち悪いです。これが親心というものなのでしょうか?
30歳で実家暮らしとか、ただのスネかじりなのでは……そんな人に相手なんて一生出来ないでしょ
反対を押し切ってまで一人暮らしをしたいと思いませんが、何とか24歳までには一人暮らしをしてこの人から離れたいです。
名前のない小瓶
67302通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
「相談」じゃなくて、「報告」にしましょう。
「職場は渋谷に決まったから、週末に不動産屋で部屋探してくるね」
「いい部屋あったから見学してくるね」
「この部屋に決めたから。鍵は○日にもらってくる」
「引越しは○日の10時から来るから」
「引越しの準備するから、ちょっとゴタゴタうるさくなるかも。ごめんね」
子供って、親にとって良い子でいたいって気持ちを多かれ少なかれ持っていると思うんですね。
良い子は誉めてもらえるし、良い子だからとご褒美をもらえたりするし、周りの大人にも認めてもらえる。
1人で生きる力がない子供にとって、親から見て良い子でいることは、ひとつの処世術です。
そして、誰でもそこからいつかは脱しなくてはいけないんです。
「親の幸せや満足=自分の安定」の子供時代から「自分の安定は自分で作る」の大人時代に移行しなくてはいけない。それが大人になるってこと。
あなたは今がその時なんだと思いますよ。
「反対を押し切ってまで一人暮らしをしたくない」こういう曖昧な気持ちを、お父様は感じ取って、つけこんでいるんだと思います。
まだまだそこまでの覚悟は出来ていない子供なんだと、思われているのです。
この先、職場の転勤、転職、恋愛や結婚、子育てなど、あなたの人生の大きな転機がいくつもあります。
親は当然、いろいろ口を出してきます。時分も経験してきたことだからです。「お前は甘いんだ」とか「いつか後悔するよ」「だから言ったじゃないか」など、時には暴論、時には図星で耳に痛いセリフがたくさん飛んでくるかもしれません。
しかし、もはやあなたの人生は、あなたさえ芯があれば、親の満足や納得なしでも成り立つものです。
親に認めてもらえる道を探す、のではなくて。
あなたが選んだ道を、親に認めさせる為に一生懸命ひたむきに歩く。
いつか「あの時は心配したし反対もしたけど、あの子にとってはこれで良かったんだな」とお父様に思わせる。
そろそろ、そういう生き方をしてみてもいいんじゃないでしょうか。
そして、もし、お父様の意見で納得せざるを得ないような正論があったなら、どうか大人同士として素直に耳を傾ける姿勢を持ってくださいな。
親や大人というだけで何もかも嫌になる思春期の反抗期とは違い、親を煙たがりつつも、自分にとって有益であれば真摯に受け入れる冷静さも、成人であれば必要だと思います。
ななしさん
私も似た環境だったので参考になれば。
私も一人暮らしに反対されましたが、会社が家から遠かったこと(通えますけどね)、総合職なので何かあっても出社できるように近くに住まないといけないなど、もっともらしい理由をつけて、一人暮らしを強行しました。
会社のそばに住むと補助金がでる会社もあるみたいですし、就職はいいタイミングだと思いますよ。
ななしさん
もちろんあなたからしてみれば、お父さんが常識的でないのは明らかです。あなたも立派な大人なのだから、その選択を強制する権利はあなたのお父さんにはもう無いはず。
でも、お父さんの気持ちを考えるに、分からなくもないなぁと思うのです。
お父さんはきっと、あなたがいるから頑張れているのです。毎日毎日仕事はキツイけど、毎日顔を合わせるあなたを心の支えにして、娘のために頑張ろうと思って生きているのです。多分ですけど。
そう思えば、半ば喧嘩のような形になって一人暮らしが実現するのは、なかなか大変な道でしょう。お父さんの心を把握した上で交渉しましょう。
お父さんに、自分が一人前であることをちゃんと伝えましょう。お父さんはきっと否定するかも知れませんが、その意見とも真摯に向き合いつつ伝えましょう。
そして、お父さんの気持ちをちゃんと汲んであげましょう。上から目線はダメです。感謝をメインに伝えるといいと思います。今までずっとあなたのために投資してくれた偉大な人ですから。
そして、一人暮らしをして、ちゃんと自立した人間になりたいことを伝えるといいかと思います。あまり身勝手に見えない方がお父さんの心配も少なくて良いと思います。ちゃんと一人で家事とかもして、一人前の人間になるのだと。
また、話の中でお父さんが感情的になって、会話が論理的でなくなる場合もあります。それもちゃんと観察してください。こればかりは会話のスキルなのでこうしろ、とは言えませんが、話を論理的な線で進める必要があります。お父さんの意見を真摯に聞き出すことで、お父さんもあなたに伝えるために、論理的思考に戻ろうとするかもしれません。
応援してます。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。