名前のない小瓶
>疲れました。表情を表に出すと疲れるんです。
無表情でいるって凄く楽で、そうしています。
わかります。わかりますよ、その気持ち。
私は中学高校とそんな感じでした。
感情を出すことで良いことなんて一つも
ありませんでした。
幸せな顔をすれば、柄の悪いクズが来て、
私を付け込もうとするし、パーティーには
積極的に誘ってくるのに、実際に行くと
誰も私に声を掛けてこない。こちらから
声を掛けると誰もが無視する、声を掛けてきた
張本人ですら無視をしてきました。
こんなことは日常茶飯事でした。
何度もこういった状況に遭遇し辟易
していたので、こんな僻地からは
おさらばしてやるというガッツを
持って勉強に励み大学進学を
果たすことができました。
唯一、スカッとしたことは柄の悪い
クズが学校を留年したことです。
(もうすぐ高校5年生だっけ?)
その人が人の足を引っ張ってばかりで、
自らを高める努力をしていないのは
誰の目にも明らかだったので、
その人が留年するのは当然の帰結だと
思いました。
感情を出すと疲れて、無表情が一番心地いい。
今振り返れば、当時の私は感情を出すことは
不幸の引き金だと思っていました。
だから無表情で一日を過ごそうとしたんだと
思います。
でも、無表情だと家や友人から顔怖ぇ顔怖ぇと
叩かれる。なのでそういうとき私は、
マスクをして表情を周囲に悟られないように
していました。
無表情のときでも、マスクをしていれば
バレないので楽ですよ。
マスクができない場所では、精一杯
表情を取り繕えば良いと思います。
あなたの今持つ気持ちが少しでも
軽くなることを願っています。