nona
プレゼントを頂く予定があるのでしたら、
楽しみにしていていいと思います。
お相手さんが、あなたのために
品を選んで贈って下さるのですから。
みんな、きっと大なり小なり
プレゼントを贈った以上は
見返りを期待してしまうと思うんです。
一所懸命に悩んで選んだプレゼントを
贈った相手が、今度は自分の番に
自分好みのものを選んで贈ってくれたなら
すごく嬉しいことではないですか。
自分の嗜好を理解してもらえている、
嬉しい実感が持てるじゃないですか。
どれだけ純粋な気持ちで贈ったとしても、
贈った相手が満面の笑みと感謝の言葉を
あなたに向けてくれたとしても。
「喜んでくれた、嬉しい」
の気持ちと一緒に、
「私もこんな風に喜びたい」
と、きっと羨望を感じているのです。
プレゼントを贈るのは飽くまで
相手に喜んでもらいたいから。
見返りを求めるのは、さもしい行為だ
そんな世論が蔓延していて、
贈った相手からのプレゼントに
期待すること自体が悪のような
雰囲気ができあがっていますが、
「私も喜びたい」
と思うことの、一体何が悪でしょうか。
もちろん、過度の期待はお互いに
よくない影響が出てまいります。
期待した結果が空回りで、
お相手さんを責めるのもナンセンスです。
でも、
「私の番になったら、あの人は私のことを思って品を選んでくれるのかな?」
なんて、ささやかに
期待したっていいじゃないですか!
と、私は思います。
前向きな感情は、あんまり
抑圧したくありませんしね。
よくばりさんなんかじゃないですよ、
自分の中の素直な感情を
どうか許してあげてくださいね。