自分を必要な人間だと感じられない。
たとえば、10人くらいで合唱しているとする。
みんな歌が上手で、音痴の子がいたとしても、どの子も欠けちゃいけない大事な歌声を持っている。
でも、私は?
本当に必要なの?
私の代わりなんていくらでもいる。
私一人が抜けても、歌に支障はないよね。
そんなふうに、どうしても自分の必要性を感じられない。
友達が悲しんでるなら、ずっと話を聞いたいし、相手が望むなら側にいてあげたい。
ずっと前から、自分を好きになろう。自信を持とうと頑張ってきた。
いろんな人と話して、自分の価値観を広げようとしてきたし、勉強もしてきた。
誰かから、自分を好きになってもらったり、優しい言葉をかけてくれたりしてもらって、
ようやく自分の鼓動の音にも慣れて、
少しずつ自分がやりたいと思うことを主張できるようになった。
たぶん、必要のない人間なんじゃないかって悩んで、泣けるようになっただけでも、
今の私にとって成長してる証拠なんだともおもう。
なんで必要ないと思うんだろう。
苦しい。
涙が出る。
前に、「あなたはあなたのままでええんやよ」と言ってくれる子がいた。
今はすごくその言葉に助けられてる。
こんな私でも魅力的だ。と言ってくれた人や小瓶を返してくれた人、今まで私に関わってくれた人たち、みんなが今の私をつくっていて、支えてくれている。
今は分からないことだらけで、心細いけど、
私を支えてくれた人がいるんだという思いと、頼もしい味方がいることを知って、
分かろうとすることをやめないでいこうと思う。
ここまで読んでくれてありがとう。
この小瓶を読んでくれた人も私にとって、小さなことだけど、大切なつながりです。