今までにいろいろな体験や経験をした
生まれてからいろんな人に愛され
いろんな人に嫌われてきた
幼少期
自分にはなれない憧れの存在をみて努力した
自分もあの人みたいになりたいと
少しだけでも近づければそれでよかった
けど…なれなかった…近づくことすらできなかった
なぜかわかるはずもないのに死がずっと隣にいるように感じながら生きてた
小学
一年の時から典型的に中途半端に友達と上手くいかない
それでいても充実はしてた
無いながらも充実はしてた
努力の方向を少し見失いながらも頑張ってはいた
ある年引っ越しになった
みんなに声をかける事も挨拶もせず転校した
転校先は暖かくは出迎えてくれなかった
一年が10年に感じるくらい長く重く感じたのを今でも覚えている
それなのに記憶がいろいろ欠落して思い出せない
ただただ一生懸命生きた死に対する恐怖のあまり
中学
典型的なイジメにあう
自分の弱さを呪いながら必死に立ち向かう
半年後先輩に目をつけられる
同時にイジメの対象から少しずつ離れてく
けどやっぱりイジメはなくならない
授業を抜け出すこともあった
学年がかわって余裕ができてきた周りは大人を舐めた態度で見る
それもあってか勘違いした教師が何もしてない自分を鉄拳制裁
後から説明して理解はしてもらえど自分の中からは一生消えない
体の傷は消えても残った思いはずっと
人に好かれるためにバカもした
努力も勉強もボランティアも
でも好かれるのはヤンチャな人たち
やっぱり僕は好かれる側に入れない
それどころか友達と思ってた人から友達と思ってないからと言われ絶望を感じた
次第に勉強はついていけなくなった
部活もいかなくなった
友達と遊ぶのが怖くなった
一人の時間が増えた
ただただ一生懸命生きた死に対する恐怖のあまり
高校
新たに1からやり直し
だれもがはじめまして
それなのに結局は同じ流れ
小学中学を凝縮したような流れ
一気にたたみかける
イジメにあい先輩に目をつけられ友達を失い周りから白い目で見られ1日を生きるのに必死になり嫌われたくない一心でパシりもうけた泣きながらも叫びながらも誰も助けてくれないとわかってても…
ただ一生懸命生きた
ある日彼女ができた
嬉しかった
いろんな話をした
けど長くは続かなかった
浮気というかたちで消えてった
また彼女ができた
同時期に趣味もできた
趣味や将来を語りながらそれなりに幸せな日々が続いた
けど卒業間近で浮気をしたと複数名いるといわれ問いただした
二股や三股という比ではなかった
自分には見る目もなければ魅力もないんだと思い趣味に走った
趣味を仕事にしようかなと言うところまで頑張った
けど…何の因果か大学に行くことになる
大学
趣味をしながらまた1からやり直し
最初は少し順調だった
けどその頃は気づいてなかったが半期過ぎる頃にはもう崩れてきてた
趣味が部活になり友達も増えた
充実が少し戻ってきた
苦手なものもあるけどなんとかやってた
紹介で年上の仕事をしてる彼女ができた
今までになく幸せになれると思ってたけどなぜか元彼女を越えていけない
三股とかいう比じゃなかったのに
越えていかない
違和感を感じながらも付き合ってた
その違和感は意外な形で姿をだした
もう1つ前の元彼女と同じ人と浮気してた
同じ人間に2回浮気相手として登場するなんて思ってなかった
そして同時にしっかり授業もうけテストもレポートも宿題もしてたのに必須科目を4個落とされた
内3個は同じ教授
もちろん抗議した
けどたかだか一人の生徒の戯言誰も相手にしてくれない
その話を旧友にした
何もかもすて趣味を仕事にして一緒にやらないかと言われた
少し迷った
けど熱き思いを信じて地元をはなれ挑戦した
が、それもつかの間…
家事を全てこなし少しながらもお金を入れ自分は自分のできる勉強しながら仕事につながる努力をした
旧友は酒浸りにゲーム三昧
そんな日々が続きしびれを切らし問いただした
結論からいうと軟禁された
一週間暗闇にいた
飲まず食わずわずかな明かりのみを頼りに朝と夜だけは把握してた
ひたすら動かず横になり時が過ぎチャンスを伺った
隙をつきやっとの思いで脱出
親に泣きながら謝り地元に帰る
二年近く立ち直れなかった
なにもせず引きこもる日々がつづいた
社会人
某宅配業者でバイトを始め少しずつ外にでるようになった
そして彼女ができ一生懸命頑張ったけど宅配業者での未来が見えず職場を変える
某スポーツショップにてお客様の満足行くまで理解してもらえるように懇切丁寧な対応を心掛ける
売り上げが飛躍的に上がる
が、今までの方針(会社ではなく店舗の方針)とは違うため誰も認めてくれない
孤立しながらも売り上げは飛躍的にあげ続けてたのでなんとかなると思ってた
けど店長が変わり風当たりはさらに強くなりやむなく辞めた
今過去のどの仕事とも違う仕事をしてる
上記以外にもいろんな仕事はしてきたけど全く関係ない初めての仕事
最初はわからないことばかりだった
とりあえず生きるためで始めた
仕事は少し順調だったが同棲してた彼女とは上手くいかなかった
お互いの考えの相違で別れる事にはなった
が、特殊な事情で同棲は解消できないでいた
友達に近い感覚で接しながら特殊事情に二人で対応してた
ある時同じ職場の人に食事に誘われた
自分としては好みのタイプだったけど今の自分の環境や状況からして返事ができずにいた
その人はシングルで子供のために家具を欲しかったらしく僕が得意なのを知って話を聞きたいとのことだった
それならと資料を集め知り合いに頼み用意してもらった
予算より落とせたらしく喜んでもらえた
改めてお礼をしたいと食事に誘われた
いろいろ考えた結果全てを話した上で食事に行った
シングルなのは知ってたので僕なんかじゃなくまだ幼少の子供に何かしてあげてと伝え奢った
それから何回か食事にいくようになり
子供もつれてきた
動物園、水族館、文化祭に遊びにいき
運動会、発表会になぜか呼ばれた
二人で食事の時に気持ちは伝えてたが返事は保留だったので子供を連れて来て動物園や水族館を回った時はすごく嬉しかったけど複雑だった
職場にもいきなり弁当を持って来てくれたりしてたので自分としては距離を縮めてると思ってた
運動会、発表会に呼ばれた時はこれはもうオッケーでいいのかな?と思ってた
そしてイルミネーションを三人で見に行った
半年の間がすごく幸せで満ちてた
ただ後半の最後らへんで会う約束をしてた日を目の前でダブルブッキングしたり
嘘をついてきたりしたので少し違和感を覚えてた
でもやはり好きなのでお返事をもらいたいと改めて気持ちを伝えたけどはぐらかしてばかり
結果的に言われたのは
あなたは絶対幸せになれないと思う
結婚もできないし家族も作れないと思う
と急に言われた
一瞬意味がわからなかったけどなぜか
あぁ…そうだね…
なれるわけないよね
となぜか納得してた
傷はまだ癒えてない
けど前向きに生きてる
そして最近自分の友達が悩み混んでた
前に似たような悩み方をしてた人が自殺未遂したのを思いだし声をかけてはいた
けど結果は虚しく
頼ってすらもらえず未遂した
聞いたらあなたは相談できる人と私は思えなかったと
あぁ…僕の友達って、僕の彼女って、僕の周りの人ってみんなそう見てたのかなと思った
頭の中に大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく大きく
偽善者
って響いた
そうか僕は偽善者だったんだって
改めて小学、中学、大学で、思ってた気持ちを掘り起こされた…
僕の死に対する恐怖は今少しぼやけつつある
あの世とか地獄とか天国じゃない
無
上も下も右も左もわからない
自分がそこにいるのはわかる
けど他が何もわからない
立ってるのか寝てるのか
手も足も目も鼻も口も耳も何もない
光も音も臭いも
何も無い
自分の存在を感じるのに何もない
何もできない
誰かって思っても誰かって何?何って何????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????
これを延々と繰り返す
それが僕にとっての死だから
だから怖い
天国や地獄って何かを感じれるならまだいい
本当に怖いのは無だから
でももう必要とされてない
存在価値が無い
無に限りなく近くなりつつある
表面上は笑って仕事をしてる
けど無に対する気を一瞬でも緩めたら震えが止まらない
はずなのに最近はそれすらも薄れてる
存在価値が無いって
偽善者って
虚しい
1人って…
悲しい…
名前のない小瓶
70880通目の宛名のないメール
お返事が届いています
ななしさん
よく書き上げましたね。これがあなたの実際の半生なのか、それとも創作なのか分かりませんが、一つ気になったことがあります。
何人もの人や女性とも付き合い、様々な仕事を経験してきたあなたがなぜ最後のところで信頼されず、弾かれるのか。そこの部分の分析が全くないことです。それについてあなたは、自分は「偽善者」ということで済ませてしまっている。
彼女から、「あなたは幸福になれない。結婚もできないし家族も作れない。」、友人から「(大事なことを)相談できない。」と言われる。それはなぜなのか。相手にそう言わせる理由について、あなたがもつ陰の部分について、自己省察をして、小瓶をまた流してほしいです。
ななしさん
偽善者だと思われてしまうのは仕方ない。
なぜなら相手がそう受け取ってしまうだけだからね。
私はあなたが100パーセント悪いなんて思いません。
だけど私も偽善者だと思ってしまう相手がいます。
相手は悪気ないって分かってはいるんですが、どうしても偽善者にしか思えないんです。
私の気持ちがねじ曲がっているから相手を偽善者だと思ってしまうんでしょうねたぶん。
彼には悪いなと思います。
でも仕方ないんです。
あなたのことを偽善者だと思わないような人となら上手くいきますよ。
以下はまだお返事がない小瓶です。
お返事をしていただけると小瓶主さんはとてもうれしいと思います。