彼女は、私の欲しいものをたくさん持っている。たくさん…悔しいというか、なんというか

出来れば、いつも通り明るいあてめを送りたかったです。


でも、久しぶりに気持ち面で上手く行かないことがありまして。
ちょっとだけ話させて下さい…な！





彼女は、私の欲しいものをたくさん持っている。たくさん。当たり前ながら、全部じゃない。


でも、悔しいというか、なんというか…
醜い気持ちになるっていうのかな。





誰もが認める音楽の才能。
いいなあ、私もあんな風にピアノを弾きたいな。

絵の上手さ。
努力で手に入れた結果の絵かもしれない。でも、私は努力したのよ、偉いでしょって顔してないの。そこが、たまらなくかっこいいの。ずるいの。

明るさ…？…強さ。
知ってる。彼女がどんなに辛いことがあって、どうして一年生の時に学校にあまり来なかったこととか…


でもちゃんと向き合ってあげられずに、私はきっとひどいことをした。自分で精一杯とか言っちゃってー

自分の力で、今の彼女の明るさ、クラスになくてはならない存在というものを手に入れた。




それは、私の憧れ。

底辺から今より上を目指して成長している途中の彼女はとても強く見える。
不思議。あんなに弱くて。でも今は、死にたいって笑いながら言うようになったね。冗談で。



…こうして書いていると、考えると、落ち込みます。


私よりもクラスの信頼あるんです。委員会の多数決で負けました。
私って本当は、学年の中でも信頼薄い部類なのかな…

この二年間、ずっと委員会やってきて、多数決でたくさん票もらって、安心していたんでしょうか。私は信頼されてるって。
今までの二年間何だったんだろう？
本当は私、どう思われているんだろう。

委員会はもういいです。


でも正直悔しいんです。
居場所を失ったみたいなんです。悲しいんです。


同じ植物係なんだけど
「如雨露はうち以外さわらせないから」
と言われ、全く仕事出来ないです。は、情けない。



…もう吐いちゃっていいですか？っていうか吐きますね。






なんでこの二年間私よりふざけてたのに信頼厚いのー！？そりゃ良い子で明るいからかな！！！！！！まぁしょっちゅう悪口言うけど！私言わないのにいいいいい！！もームカつくよ！なんなの！でも委員会の肩書きも私より断然あってるような気がする！悔しいよ！すっごく毎日楽しそうね！私も彼氏欲しいなあ！！


そうです。悲しいし、悔しいんです。
でも、彼女がどれだけ辛い思いしてきたかわからないから、恨みきれないんです。


…やっぱり大好き。

青雲