親に抱きしめられたことも撫でられたこともろくに褒められた思い出もない。
普通の家庭というものがなんなのかとか自分は果たして普通なのかとか自分にそうされる価値があったのかとか
もしかしたらほかの子供たちはそうされる価値があったから愛され、自分は愛されなかったのかとかそんなことを考える。
未だに自殺してないことが不思議だなと思う一方であの時死んでおけばよかったとも思う。
趣味で買った同人誌がまだ売れてないから生きている一方で今の自分の部屋に残っている同人誌が全部なくなれば楽に死ねると思う自分もいる。
貯めたお金とか持っているお金を母のために使っている一方であの時何もお金も愛情もくれなかった母に殺意を抱く中でここ最近で愛情だけをくれるようになった母に私は何を抱くべきなのかがわからない。
とりあえず死んでしまいたいと思う自分がいる。とりあえず死んでしまえれば自分の子供の頃に望んでいた将来の職業以外に就くということだったり惨めにこれから望んでもない将来を過ごすということはないだろうから。
何をすべきかというのも半分わかっていながらできていない自分が恨めしい。
何も与えてはくれなかった母に笑いながら何かを譲歩し続けお金を渡すことしか出来ない自分が憎い。
父は親ですらなかった。
自殺したい。憎い。それでも母と何も出来ないけれどもそれでも将来に期待して何も出来なくなっている自分が憎い。自殺したい。死にたい。