ななしさん
お辛いですね。
想像しただけで涙が出ます。
今はご自分が思っている以上に休息が必要ですよ。
でも、どう心を休めたらいいか分からないかもしれませんね。
もしもそうだったら、ご自分に「記憶守」というお役目を与えてみてみる、なんて方法もあります。
小瓶主さんとお母様とのあたたかい記憶は、今は小瓶主さんの中にだけ息づいているものです。
大事な記憶を消してしまわないために――そんな理由でいいから、どうかご自分を労わり、優しく手入れして、できるだけ心地よく過ごしてください。
お母様の最後のご決断はたぶんあやまちです。
あなたがこんなに苦しんでいい訳がありません。
それでもその弱さを許してあげられるほどに、この痛みが丸く遠く古びる日が、いつかきっと来ます。本当です。
どうか、すこしでも安らかに毎日を暮らせますように。
53歳のこの一年に、佳き瞬間がたくさん訪れますように。