所詮他人、所詮セフレ
わかってた
私だって最初からそのつもりだった
それでよかった
ただ私は知らなかった
愛と欲は表裏一体だけど決して交わらないものであると
人はこんなにあっけなく人を切り離せるのだと
何回も1夜を共にして酸いも甘いも共に味わってたくさん夢を語った人
歳も近かった、お互い学生だったから
一緒にいる時間がすごく楽しくて幸せだった
こんなに簡単に消えてしまうなんて
もう二度と会えない
それでいいのか
ただ私にはそれが信じられなくて
信じたくなかった
人との繋がり、そんなの綺麗事なんだ
家も知ってる
会えるけど、会わない、会えない
好きになったわけじゃないよ
いや、好きなのかな
でも本物じゃない
たぶん、これが情ってやつだね
私もそんなに暇じゃないし
今だけだと思うけど
なんだかとっても寂しいんだ
友達として繋げておけるかと思ったけど
そんなに人生甘くなかった
別にセフレでもよかったのに
それすら叶わなかった
あれは多分夢だったんだ
私の勉強不足が招いたただの夢
いい思い出
ありがとう
どこかで元気でね