明るく、元気で、人懐っこくて、いつもにこにこしてて、誰からも好印象で…つまりコミュ力に恵まれた人。いつもポジティブな人。
私も周りからそんな風に見られていたと思うし、そんな風に振る舞える自分はスゴい!みたいに思っていました。
自尊心の基礎をそこに置いていたというか。
逆に、そんな風に振る舞えない人を正直、下に見ていました。
だからこそ、暗くて弱くて死にたくなる自分を誰にも見せたくなかったんですよね。
あれ?○○さんってそんなキャラだっけ?なんて引かれそうで。
社会不適合者の烙印を押されそうで。
(まぁ、誰かに烙印を押される以前に、自分で自分に押していたわけですが…)
明るさとか人懐っこさとかポジティブさが過剰に求められるこの社会って、ものすごく疲れますし、適応しようとすればするほど焦燥感と恐怖に呑まれて病んでしまうんですよね。
本当は死ぬほど苦しいのに、苦しいって言うのを自己規制。それで明るく楽しく生きてまーす♪みたいな振りを必死にしてる人、実はかなり多いと思います。
「弱音吐いたら負け」っていう過酷なチキンレースにみんな巻き込まれてるんですよね。
暗くて弱くても安心して生きていける社会になってほしいですね。