今日、精神疾患についての授業がありました。
兎羽はとっても苦手です。
授業プリントに堂々と大きな文字で「何かあったら相談してね」って書いてありました。
いや、相談できる勇気があればこんなことになってないって。
兎羽の考え方がとても捻くれているっていうこともあるのですが、精神疾患において、
『多くの人がこれで治る、だからあなたもこれで治る』
って考え方が好きじゃないんです。
まあ実際はそうなんですよね。別に特別な人間じゃないし、そこらへんにいる人間なので、一般の治療法で治るんですけどね。
でも、そういう言い方だとその多くの人の中に自分がいて、自分はどこにでもいるような人間って気がして。
価値のない人間、みたいな
何言ってんだろ
誰かに相談することは勇気のいることで、
結局行動するのは自分自身で、でも行動する勇気もなくて、
変わりたいのに、変わることを恐れて、
どこか諦めていて、
「もういいや」って投げ出して、
でもやっぱり変わりたいって思う気持ちは変わらなくて
その繰り返し
精神疾患があるって認めてもらえれば、少しは楽になるのかな
誰かに「今まで頑張ったね」って言ってもらえるのかな
ほしい言葉は「がんばれ」じゃなくて「がんばってきたんだね」「えらいね」
誰にもわかってもらえない
だって疲れてるのも、ストレス溜まってるのも、死にたいって思ってる人たくさんいるもん
兎羽だけじゃないもん
兎羽より辛い人たくさんいるもん
兎羽だけが救われるわけにはいかないでしょ
精神疾患の授業があるたび、
自分の弱さを痛感して、
先生は辛さをわかっているように一丁前に説明して、
自分の辛さをもっと押し込んで喉が苦しくなる
だから嫌い