甘えじゃないですよ。ダメなわけがない。
今、あなたが一番にするべきことは、あなた自身を責めることをやめることです。
自分に優しくして、自分を許してください。今を受け入れてください。
そうしなければ、苦しい感情が積み上がるだけで、いつか無意識に死のうとします。自分で死のうと思って死ぬんじゃなくて、自分の意思とか関係なく体が自殺できるように動くようになります。私がそうでした。私も不登校でした。
寝ている時に、ふと「ここから逃げなきゃ」と強い焦燥感が湧いて目が覚め、気がついたら2階の自室の部屋の窓から飛び降りる寸前でした。窓を開けた記憶もなく、窓から身を乗り出し、頭から地面に落ちるように体を傾けている途中で正気に戻りました。あと少しでも正気に戻るのが遅ければ、死んでいたと思います。
なぜこうなったのかと言うと、毎日毎日自分のことを「ダメな人間。何もできないくせに」「死んだ方がいい。学校にも行けない奴が食事なんか取って、親に迷惑だろうな」など、とにかく飽きもせずたくさんの責める言葉を自分に向けて心の中でつぶやいていたからです。
別に、私が学校に行かなくたって誰にも迷惑なんかかけていなかったのに。先生や同級生に手助けしてもらった時も、「迷惑だよな」と勝手に思ったり。ズル休みしていると同級生に思われて、見下されているだろうなと勝手に思っていました。人の目が怖かった。ニコニコしてくれる子もいたけど、愛想笑いだろうな、気を使わせて申し訳ないな、怖いって思ってた。
でも、そんなことどうでもいいって気がついたら、自分のことを責めるのをやめられた。他人が自分のことをどう思ってるとか、馬鹿にされてるとか想像しちゃう癖があったけど、それって自分の頭の中で思ってるだけ。
迷惑かけないで生きられる人なんかこの世に存在しないですし、そんなの無理。助けてくれた人には、「申し訳ない」じゃなくて、「ありがとう」って言う。思う。自分に余裕がある時に、今度は私が助けてあげようと思えばいい。そしたら助けられっぱなしにはならないでしょう。そうすれば罪悪感もなくなる。
自分を責め続けて、心が傷ついているから、話し声も生活音も何もかも怖く感じるんだと思います。解決したいのなら、現状を変えたいのなら、責めるのをやめましょう。
当たり前のことができなくてもいい。少しずつ練習すればいい。30秒でも1分でもいい。
できなくても責めなくていいです。
大丈夫ですよ。うまくいきます。少しずつ、少しずつ許していってください。あなたは幸せに、自由に生きる権利がある。それを手放さないで。