幼少期からの虐待の記憶がフラッシュバックして辛い。
父親の機嫌が悪いと窓から庭に放り投げられて家から追い出されたこと。
冬の日に朝から深夜まで家から閉め出され、来客があっても見せしめで家の中に入れてもらえなかったこと。
難癖つけて私を叩く理由を探して、怒鳴って叩いて蹴って土下座させて、理不尽な怒りに許しを乞うても許されなくてうずくまって泣き続けたこと。
父親の理不尽な怒りに辛くて泣くと『まだ泣くか!殴るぞ!』と言われ、泣くことも許されなくなったこと。
ディープキスされたり、女性器を執拗に触られた事。
20歳になっても私のベッドで一緒に寝ようとしたり、抱きついたりしてきた事。
思い出せばキリがない。
忘れていた事がどんどん心の底から出てくる。
常に人の顔色を伺って生きるようになって、自分の気持ちが分からない。
父親にこの家を出て行けと言われ、出て行きますから少しだけ待ってくださいと答えた幼稚園児だった私に母親は『そうやって生意気言うからダメなのよ』と言ったね。
じゃあどうしたらよかったのかな。
家においてくださいと、土下座すれば満足だったのかな。
でもきっとそれでも父親のオモチャになるだけで、泣く私を見て喜ばせるだけだったと思う。
だって知ってるもの。
家から私を締め出した後、縁側のカーテンの隙間や玄関を少し開けてニヤニヤ私を見ていた事。
寒くても縮こまって玄関で父親の気が収まるのを待ち続けるしかない私の目の前で、わざわざ兄弟を連れてきておやつを食べさせてたよね。
ほんとに惨めだった。
兄弟は可愛がられているのに、なぜ私だけこんな目に遭わなくてはならなかったのだろう。
心の傷が消えない。
虐待によるPTSDと診断された。
カウンセリングにも通った。
一時的には良くなっても直ぐに元に戻ってしまう。
たった一度のフラッシュバックで元どおり。
どうしたらこの苦しみから解放されるのだろう。
もうあいつらとは縁を切ったのに、記憶の中でいつまでも私を苦しめ続ける。
生きていくのが嫌になるくらい、辛い。