最近、やっと、双極性障害であることを受け入れられるようになりました。
今年の春で初診から6年くらいになります。
14歳の頃に発症し精神科を受診しました。
当時私は「ハタチくらいになったらもう通院もしてないだろうし薬も飲まなくてよくなるんだろうなあ」なんて思っていました。
「高校生になればきっとよくなる」と信じて、いじめにも躁にも鬱にも負けず不登校から回復し、勉強して第一志望の高校に進学しました。かなり頑張りました。
しかし高校生になってもやっぱりダメでした。再発しました。
ちょこちょこ躁鬱を繰り返し、ついに高2の秋、今までで一番ひどい躁が来て、そのあとひどい鬱が来ました。学校に通えなくなりました。
私は留年を回避するため、通信制高校に転校することになりました。
私はやはり「大学生になればきっとよくなる」と心のどこかで信じていました。信じて、自分なりに受験勉強をして、第一志望ではありませんでしたが合格することができました。
でも、実際はダメだったのです。
前期は頑張って単位を取りました。でも後期は全部単位を落としてしまいました。
鬱がひどくなり、外に出れなくなってしまったのです。今もあまり外には出たくありません。大学はそのまま春休みになってしまいました。
私はここで、ようやくあることに気づいたのです。
年齢ではっきりと区切って物事を考えるのはよくないことだと。
のらりくらり、この先もずっとこんな生活が続いていくだなあという気持ちでこの病気と付き合うのが正解なのです。
期限を勝手に決めて治った!と思い込んで喜んだのがいけなかったのです。
人生をずっと同じペースで走り続けることは病気の人でなくても難しいことです。ほぼ不可能だと思います。
たまには休みつつ、それでも一生懸命頑張って生きたいと思います。
大学は、とりあえず進級はできるはずなので来年度からちゃんと通おうと思います。
今も大学の勉強はしています。勉強は好きです。先生の話は面白いので、本当は大学の授業に出たいです。
自分のことを病気も含めて受け入れることができて、うれしいです。
これからは、病気に抗おうとするのではなく、病気と二人三脚していこうと思います。