昔からなんとなく春が苦手で、
春が来るのが少し怖い。
明確な理由はよくわからないのだけど、
ただ、土の香りが混ざった風の匂いとか、
生暖かい空気とか、
いっぱい咲いてる菜の花とか、
舞ってる桜の花びらとか、
そういうものを見たり全身で感じたりすると
どうしようもなく怖くなる。
春が好きな気持ちもあるんです。
花は綺麗だし、気候はちょうど良いし、
私の誕生日もあるし。
入学式、クラス替え、卒業式…みたいな
心が高揚する行事もある。
(もちろん不安も大きいけど)
だからこそなのかな、
大切なものを失うことばかり想像する。
新しい出会いに期待する思いもあるのだけど、
それ以上に不安と寂しさに苛まれる。
でも、今年の春はコロナの影響もあって
あまり外に出ていない。
そのせいか、心持ちがだいぶ楽な気がする。
でも、これでいいのか？って思うのよね。
いい文章とか詩とか小説が書ける時って、
皮肉にも心が悲鳴をあげていて、
張り詰めそうになっているときで。
だからこの春特有の怖さが私の心から消えたら
もう私が私でいられなくなるんじゃないか
っていうよくわからん不安を抱いてる。
怖さから逃れたい気持ち。
でも、それ以上に心に存在しているのは
怖さと手を繋いでいたい気持ち。
この感情から手を離したら、
たぶん私は言葉が書けなくなる。
だからね、
1週間くらい家に引きこもってたんだけど、
これじゃだめだ！！
春の空気を感じなきゃだめだ！！って思って
思い切ってベランダから外に出てみたら
桜がちょこっと咲いているのが見えて、
やわらかい風が吹いていて、やっぱり
心が震えるような怖さがあるんだけど
あー、これが私の春だよなって
この気持ちを味わう時こそ春だよなって
感じました。
なんか、
かっこつけた文章書いちゃったなぁ(笑)
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つばさづき
こんばんは。
つばさづき……ではなく
自分語りづきです笑笑
ゆきのさんがおっしゃるように生命の躍動が感じられるから、なのかな？
春は生命の躍動がリアルに感じやすいよね、、
春の前の冬は動物もみんな冬眠して植物も暖かくなるのを待ってじっとしていてなおさらそれが強調されるから、かな。
私は生物学系の学部学科に入学するけれども、
柚香ちゃんとは違う形で生命に向き合うのが怖くて、
進学する学科を変えようと思ったことはあるよー
それでも向き合いたいから生物学系を選んだのだけどね笑
生命の魅力って不思議だよね笑
自分語り失礼しました
てづくり
春の風や匂いが苦手な人もいるんだなって思った
自分は自然大好きで季節とか関係なく外で日向ぼっこしてる
気温がちょうどいい春は好き
新学期で不安がやばいのは凄いわかる
でも自然から恐怖を感じるって…
耳元や頭上に蜂が通った時しかないな。
あの鳥肌は半端ない
張り詰めそうになっている時にいい文章がかける…いいなぁ
自分はいつ何時でも語彙力が皆無で人に伝わる文章なんかかけたもんじゃない
その表現力をください。語彙力が欲しい!!
名前のない小瓶
素敵です。
そして、同じような感性を持ってる方と会えたのが嬉しい。しかもそれが前からお知り合いの柚香さんなのがめちゃめちゃ嬉しいです笑
春の土の匂いとか、生温かい感じが苦手なのは私だけじゃなかったんだ…と思って心底ホッとしています…笑
なんというか、生臭い？ですよね、生き物が芽吹く季節だから生命力に溢れてるんだろうけど、うーん…と思ったりしてます。
桜は好きだけど、あの春特有の空気が苦手なので
私は雪解けするまで引き篭もってるし、未だに冬が好きです(笑)
自分語りで申し訳ない…笑
心がきついときほどいい文が書ける、っていうのもめちゃめちゃわかります、
しんどくてしんどくてもう無理！みたいなときに書いた文とか言葉って、何故か映えるんですよね…謎。
普段からこういうの書かせてよーって思うけど、うまく行かないからもどかしい。。
この文章、端々にはっとするような言葉が散りばめられていて
読書量がすごいのが垣間見えますね…
詩的な表現がまったく違和感なく、ケーキに使われる香りのいいお酒みたいに溶け込んでるのすごいなと思います
(私も格好良い表現をしようとしたらガタガタになってしまいました。。笑)
多分に自分語りでごめんなさい（汗）
柚香さんの文章、やっぱり好きです！！笑
うさぎいぬ
不安を感じずに生きている人は極少数。
人は不安を感じるから努力をします。
怖さと手を繋いでいたい気持ちはきっと努力を怠りたくないという感情。
素敵だと思います。
うさぎのしっぽちゃんはこれまでに辛い出来事があったとしても御自身の気持ちを心の底に押し込んでこられたのでしょう。
自分が我慢すればなんて考えてしまう事も多かったのではないですか。
これまでの経験が今の怖さと手を繋いでいたいという感情にもし繋がっているのなら、
その小さな体で本当によく頑張ったね。
ごめんなさい、
勝手に想像して好きなことを書いていますが、私はうさぎのしっぽちゃんの小瓶が大好きなのです。
どのくらい好きかというと、うさぎのしっぽちゃんの小瓶が長い間流れてこなくなってしまう夢を見るほどに。
私はそれが物凄く不安…
うさぎのしっぽちゃんのその感情が小瓶を流していただけるのであれば、非常に不謹慎なことは重々承知ですが、ありがとうと伝えたい。
うさぎのしっぽちゃんのその怖さと手を繋いでいたい感情、
本当にありがとう！！！！
そのお陰で私はこの素敵な文章に出会えたのですから。
うさぎのしっぽちゃんはカッコつけなくてもカッコイイしかわいいですから！！
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